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骨髄をターゲットとした新たな動脈硬化予防法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K17152
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

江本 拓央  神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (80855023)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード骨髄 / 単球 / 動脈硬化 / 骨髄ニッチ
研究開始時の研究の概要

造血幹細胞は、骨髄中の様々な周囲細胞(ニッチ)に分化と増殖が制御されている。 動脈硬化の発生や増悪に重要な単球とその前駆細胞も骨髄中でニッチに囲まれ、制御されて いることが研究代表者の研究で明らかになった。本研究の目的は、単球の分化とその制御に 関わる骨髄ニッチに着目し、動脈硬化形成時に起こる変化を解明し、骨髄をターゲットとし た新規動脈硬化予防法を開発することである。

研究成果の概要

骨髄をターゲットとした新規動脈硬化予防法を開発することを目標に、動脈硬化モデルマウスにおける、骨髄中の単球、骨髄のニッチ細胞のシングルセル解析を行なったが、単球の増加は認めるものの、動脈硬化に特異的な新規細胞集団の発見にまでは至らなかった。一方、ヒトの冠動脈プラークのシングルセル解析からは単球やマクロファージが急性冠動脈を起こすプラークには集積していることがわかり、プラーク形成や不安定化に関わることが分かった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

動脈硬化における骨髄での単球増加を示すことができた。特異的な細胞集団の発見にまではいたらなかったが、骨髄の単球造血が動脈硬化に与える影響の一端を示すことができたと考える。

報告書

(3件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Single-Cell RNA Sequencing Reveals a Distinct Immune Landscape of Myeloid Cells in Coronary Culprit Plaques Causing Acute Coronary Syndrome2022

    • 著者名/発表者名
      Emoto Takuo、Yamamoto Hiroyuki、Yamashita Tomoya、Takaya Tomofumi、Sawada Takahiro、Takeda Shintaro、Taniguchi Masayuki、Sasaki Naoto、Yoshida Naofumi、Saito Yoshihiro、Sivasubramaniyam Tharini、Otake Hiromasa、Furuyashiki Tomoyuki、Robbins Clinton S.、Kawai Hiroya、Hirata Ken-ichi
    • 雑誌名

      Circulation

      巻: 145 号: 18 ページ: 1434-1436

    • DOI

      10.1161/circulationaha.121.058414

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-01-30  

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