研究課題/領域番号 |
20K17435
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
藤本 京子 久留米大学, 医学部, 助教 (30855309)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Pyrin / MEFV遺伝子 / インフラマソーム / PAAND / iPS細胞 |
研究開始時の研究の概要 |
近年Pyrinインフラマソームの直接活性化で炎症が生じることが証明された。PAAND (pyrin-associated autoinflammation with neutrophic dermatosis)患者は、MEFV遺伝子のS242R変異により、Pyrinリン酸化部位への14-3-3蛋白の結合が阻害されPyrinインフラマソームが活性化されると考えられているが詳細不明である。本研究では、PAAND患者由来iPS細胞を様々な細胞へ分化させ、その細胞を使用しPyrinインフラマソーム活性化機構を多角的に検討する。これにより慢性炎症の新しい機序の一端を明らかにしたい。
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研究実績の概要 |
アミロイドーシス合併のPAAND (pyrin-associated autoinflammation with neutrophic dermatosis)患者(S242R/E148Q)からインフォームドコンセント取得した上で末梢血を採取し、京都大学iPS細胞研究所に疾患特異的iPS細胞作成を依頼し、PAAND患者由来iPS細胞を樹立した。PAAND患者由来iPS細胞を継代維持しながら、好中球、マクロファージ、形質細胞へ分化させるための条件設定を行なっている。好中球、マクロファージへの分化は確認できてた。しかし採取量が少なく、より効率的な分化のために培養方法やサイトカイン投与の調整を行なった。
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