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消化器癌術後難治性瘻孔に対する再生医療技術を用いた組織充填剤の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K17673
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55020:消化器外科学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

平澤 壮一朗  千葉大学, 医学部附属病院, 医員 (00867658)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード再生医療 / 消化管皮膚瘻 / 組織充填剤 / 再生医療技術 / 消化器癌術後難治性瘻孔
研究開始時の研究の概要

2020年度
A: 難治性瘻孔モデルとして腸管皮膚瘻マウスを作成する。
B: ヒトiPS細胞を胚体内胚葉細胞に分化誘導し、正常ヒト臍帯静脈内皮細胞とヒト間葉系幹細胞を共培養し組織充填剤の作成を行う。
2021年度以降
C: 難治性瘻孔モデルマウスへのiPS細胞由来の組織充填剤の移植を行う。

研究成果の概要

腸管皮膚瘻は消化器癌手術の術後縫合不全により生じ、時に治療は困難になる。外科医である申請者はヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)を用いた解決手段を着想し、HUVECと間葉系細胞(MSC)の混合よりなる細胞製剤を開発する研究を行った。申請者はHUVECとMSCを混合培養しin vitroでの血管新生因子の発現量とマウスへの皮下移植で形成された血管密度を評価することで、最適と考えられる細胞製剤の調整法を確立した。申請者の調整した充填剤はマウスで作成した腸管皮膚瘻への投与では、瘻孔が充填されて治癒することを確認しており、実臨床での利用が可能であることを明らかにしている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

申請者の研究は今後、再生医療製剤として実用化されて、術後縫合不全から生じる腸管皮膚瘻を解決する手段になると確信できるものであった。故に、その礎となった本研究は価値ある業績であり、消化器外科学の深化に資する研究を行ったと考えている。

報告書

(3件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 消化器癌術後瘻孔に対する組織充填剤開発の基礎的検討2021

    • 著者名/発表者名
      平澤壮一朗
    • 学会等名
      日本消化器外科学会総会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 消化器癌術後瘻孔に対する組織充填剤開発の基礎的検討2021

    • 著者名/発表者名
      平澤壮一朗
    • 学会等名
      日本外科学会定期学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-01-30  

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