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移植後拒絶反応におけるNLRP3の役割

研究課題

研究課題/領域番号 20K17711
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55030:心臓血管外科学関連
研究機関信州大学

研究代表者

五味淵 俊仁  信州大学, 医学部, 特任助教 (90597668)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード心移植 / NLRP3 / 心移植後急性拒絶反応 / インフラマソーム / 心臓移植
研究開始時の研究の概要

移植後拒絶反応は、免疫抑制剤の進歩した現在においてもなお重要な合併症であり、特に急性拒絶反応は移植後一年以内の死亡率に最も影響を及ぼす因子である。近年、ヒトの心移植後急性拒絶反応とインフラマソームが関連することが報告され、その原因として注目されている。
本研究は、心移植後急性拒絶反応における炎症反応の影響を、インフラマソームの構成成分であるNOD-like receptor family, pyrin domain-containing protein 3 (NLRP3) の解析により明らかにすることを目的とした。

研究成果の概要

NLRP3ノックアウトマウスを用いて、腹部への異所性心移植モデルを作成した。急性拒絶モデルにおいてはコントロール群と比較して生着率に有意差は認めなかった。移植後5日に犠牲死させ移植心を摘出し、組織学的検討を行った。NLRP3ノックアウト群において、炎症細胞浸潤や心筋障害の程度は重度であった。Caspase-3、ICAM1、CD45, CD3, CD31, αSMA, NLRP3について免疫染色を行い、解析した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでに、NLRP3と移植免疫についての研究は無く、これまでにない独創的な計画であると考えられる。DNA修復酵素であるNLRP3が移植後の拒絶反応を抑える新たな標的分子となる可能性が示唆された。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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