研究課題/領域番号 |
20K17778
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
|
研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
若林 諒 信州大学, 医学部, 特任助教 (70838367)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
中途終了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 術後痛 / βアドレナリン受容体 / マクロファージ / アドレナリン受容体 |
研究開始時の研究の概要 |
周術期の痛みは主に炎症に起因し、感染の存在により修飾される。手術侵襲による交感神経系の賦活化は、自然免疫細胞であるマクロファージのβ2アドレナリン受容体を介して内因性オピオイドの産生を促進すると同時に、感染防御に重要なトール様受容体のシグナル伝達を抑制しうる。本研究では周術期鎮痛や感染防御におけるβ2アドレナリン受容体の意義を検証する。
|
研究実績の概要 |
術後痛モデル(Brennanモデル)を作成し、術後痛の評価を機械性刺激逃避閾値および熱刺激逃避閾値で評価を行った。モデル作成後1-3日目で機械性痛覚過敏および熱性痛覚過敏が生じることを確認し、足底切開により術後痛を生じることを確認した。作成した術後痛モデルに対してβアドレナリン受容体作動薬および拮抗薬を使用して術後痛の変化の解析を行う計画をたてたが、COVID-19感染拡大に伴い業務が多忙となり研究を進めることができなかった。
|