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プロポフォールの鎮静作用に対する耐性形成へのカンナビノイド受容体の影響

研究課題

研究課題/領域番号 20K17818
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

細野 敦之  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (60547355)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワードCB1 receptor / カンナビノイド / プロポフォール / CB1受容体 / アナンダマイド / カンナビノイド受容体
研究開始時の研究の概要

プロポフォールの長期投与によりその麻酔・鎮静作用に対して耐性が生じると示唆されているが、その機序は明らかではない。カンナビノイド受容体はプロポフォールの麻酔・鎮静作用に対する耐性形成にもCB1受容体の変化が関与している可能性がある。本研究は、ラットを用いてプロポフォールの長時間投与によりCB1受容体のmRNA転写物量、タンパク発現量、ならびに受容体の細胞内局在が変化するか否かをそれぞれreal-time PCR法、ウェスタンブロット法、免疫染色法を用いて明らかにすることが目的である。これらによって、プロポフォールの麻酔・鎮静作用に対する耐性形成の機序を明らかにする。

研究実績の概要

プロポフォールに対する耐性形成にCB1受容体が関与していると推測し、プロポフォールを投与したラットのCB1受容体mRNA転写物量を評価した。プロポフォールを30-40 mg/kg/hr で1,2, 4,12時間持続投与し、未投与のラットを対照とした。脳内全ての領域でmRNA転写物量が減少し、特に12時間投与で有意に減少した。ウェスタンブロットでタンパクの発現について皮質、海馬、小脳で評価したが、有意な変化はみられなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

通常業務により実験、研究のための時間がとりにくい。
現在論文投稿中。

今後の研究の推進方策

研究時間の確保に努める

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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