研究課題/領域番号 |
20K18012
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 |
研究代表者 |
藤城 高志 大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (80836784)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 頚椎 / 矢状面アライメント / 脊椎 / 頸椎 / アライメント / 前方注視 |
研究開始時の研究の概要 |
頚椎矢状面のバランスは、前方を注視した姿位での頚椎単純X線側面像で評価される。しかし、前方注視は眼球運動とともに頭蓋骨のオリエンテーションによって調節されるため、同じ前方注視であっても患者間、また同一患者においても撮像毎に頭蓋骨の傾き(オリエンテーション)は異なる。さらに脊椎矢状面アライメントは隣接する局所の矢状面アライメントに相補的に影響し合う。 本研究は、前方注視を保持した異なる3姿位での頭蓋頚椎矢状面アライメントを調査することで、前方注視保持のための目線の方向の調節が頭蓋頚椎矢状面アライメントに及ぼす影響を明らかにする。
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研究実績の概要 |
頚椎矢状面のバランスは、前方を注視した姿位での頚椎単純X線側面像で評価される。しかし、前方注視は眼球運動とともに頭蓋骨のオリエンテーションによって調節されるため、同じ前方注視であっても患者間、また同一患者においても撮像毎に頭蓋骨の傾き(オリエンテーション)は異なる。さらに脊椎矢状面アライメントは隣接する局所の矢状面アライメントに相補的に影響し合うため、目線の方向やそれによる頭蓋骨のオリエンテーションの変化によって頚椎アライメ ントも影響を受ける。本研究は、申請者のこれまでの脊柱変形や頚椎の研究を基盤として、前方注視を保持した異なる3姿位での頭蓋頚椎矢状面アライメントを調査、研究することで、前方注視保持のための目線の方向の調節が頭蓋頚椎矢状面アライメントに及ぼす影響を明らかにする。 研究は頚部痛がない健常者を対象とする。頚椎単純X線側面像を、①顎を軽く引いた姿位、②顎を軽く上げた姿位、③ ①②の中間姿位の3姿位で撮像する。いずれの姿位においても被検者の前方1m、目線と同じ高さに縦幅約15cm、横幅約20cmの鏡を設置し、前方を注視した状態で行う。3つの姿位で撮像されたレントゲンパラメーターを3群間で比較する。 現在までに80人の健常者の単純X線を行い、パラメーターの計測、データ分析の解析を行なった。論文化し、現在英文雑誌に投稿中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
論文投稿中であるが、まだAcceptに至っていない。
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今後の研究の推進方策 |
論文投稿中である。
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