研究課題/領域番号 |
20K18155
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
牧野 健一 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (20714330)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | iPS細胞 / 樹状細胞 / 細胞免疫療法 / 局注療法 / 子宮頸癌 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、発癌の原因がヒトパピローマウイルス感染という腫瘍学的にも免疫学的にもユニークな特徴をもつ子宮頸癌をモデルとして、既存の子宮頸癌の主治療法である放射線照射にヒトiPS細胞由来樹状細胞を腫瘍局所に直接注射する新規治療法を併用することで、樹状細胞への抗原提示効果を高めて、生体内の腫瘍免疫機構を有効に賦活化できることを証明する。これにより局注でありながら局所療法としてだけでなく全身療法として、遠隔転移病変への治療効果も期待できる。免疫細胞療法に既存の放射線療法とiPS細胞技術を融合させてがん治癒を目指す新しい挑戦である。
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研究実績の概要 |
In vivoモデルに使用できる十分な数(1x106cells/マウス)のcDC1をiPS細胞から得るための条件としては、FLT3LとGM-CSFの2種のみの濃度調整のみでは安定した誘導が難しい。生体内での樹状細胞の分化過程を参考に、より効率の良く分化誘導できる分子を多数添加して最適な条件を見出しつつある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
既知のヒトiPS細胞からのcDC1誘導法では、in vivo実験に必要な十分な数のcDC1を安定して効率よく得ることが難しい。これまで樹状細胞の分化に関わる報告されている分子を複数添加して分化誘導の効率化を図っているが、分化自体に4週間と長い時間を要することから試行錯誤に多くの時間を要している。
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今後の研究の推進方策 |
今後も大学院生および技術補佐員を動員して研究進展の加速に努める。
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