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Dickkopf-4が閉経後骨粗鬆症に与える影響

研究課題

研究課題/領域番号 20K18185
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

平光 史朗  東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (80707480)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 交付 (2021年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードDkk-4 / Dickkopf / 骨粗鬆症 / Wnt シグナル / k / Wntシグナル / 閉経後骨粗鬆症
研究開始時の研究の概要

Dickkopf-4(Dkk-4)がWnt/β-カテニンシグナルを介し、骨芽細胞分化・増殖を抑制し、高回転型の骨代謝を反映することが先行研究にて解明されており、閉経後骨粗鬆症における骨吸収と骨形成のuncouplingに関与している可能性が示唆される。本研究の目的は、閉経後骨粗鬆症の動物モデルである卵巣摘出マウスを用い、Dkk-4の閉経後骨粗鬆症における骨形成に対する機構を明らかにし、Dkk-4を標的とした新規骨形成促進剤を臨床応用するための研究基盤を確立することである。

研究実績の概要

Wnt signalの細胞外阻害因子であるDkk( Dickkopf ) familyのmemberの1つであるDickkopf-4(Dkk-4)の兵営後骨粗鬆症における骨形成に関する機構を明らか
にするため下記の研究を行っている。
①東京医科歯科大学病院 周産・女性診療科を受診した40歳以上の女性のうち、文書による同意を得た者の中から、HRTやGnRHanalogue療法などを施行している者を除くものを対象とし骨代謝マーカーの尿中NTX (the cross-linked N-telopeptide of type I collagen)、尿中DPD(deoxypyridinoline)、TRACP-5b (tartrate-resistant acid phosphatase 5b)、BAP (bone-specific alkaline phosphatase)、ucOC (undercarboxylated osteocalcin)、E2、FSH の測定とDEXA( Lunar DPX )を用いて腰椎(L2-4)の骨密度測定を行い、血清Dkk1/3/4濃度との相関を調査している。

②閉経後骨粗鬆症の動物モデルである卵巣摘出マウスにおいて、Dkk-4発現がどのように変化するかに関する検討を行うために、10週齢のBL/6マウスの卵巣を摘出し、OVXマウスの作成を行っている。心臓から血液を採取をしており、今後血清を分離してELISAによりDkk-4濃度また同時に骨吸収マーカー 骨形成マーカーの濃度も測定しを測定し、偽手術群との比較を行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

コロナ禍のため研究対象者が少なくなり、また施設使用困難のため、研究が遅れている。

今後の研究の推進方策

コロナ感染症の状況によるが、できるだけ研究を進めていきたい。

報告書

(2件)
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2022-12-28  

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