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Bloom syndrome protein異常による子宮内膜発癌誘導作用の検討

研究課題

研究課題/領域番号 20K18216
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関金沢大学

研究代表者

小幡 武司  金沢大学, 附属病院, 助教 (70748615)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード子宮体癌 / BLM / 子宮体部類内膜癌 / 癌化
研究開始時の研究の概要

本研究申請者らは、これまで子宮体部類内膜癌の増悪化を誘導する因子について検討を行ってきたが、その過程でBloom syndrome protein (BLM)に着目するに至った。免疫染色を行ったところ、BLMは正常子宮内膜に比べて子宮体部類内膜癌そして前癌病変である子宮内膜増殖症においてもその発現が低下していたことから、BLMが子宮体部類内膜癌の発生の初期から関与している可能性を見出した。そこで本研究では「BLMの異常は子宮体部類内膜癌の先行的な発癌誘導因子である」との作業仮説のもとに臨床検体、培養細胞株、遺伝子改変マウスを用いてBLMの発現および機能解析を行い、「子宮体部類内膜癌の発癌リスクの新しい評価法を確立する」ことを目指す。

研究成果の概要

本研究はBLM蛋白が子宮内膜癌発生の初期から関与している可能性を解明することを目的としている。BLM蛋白の免疫組織学的発現を正常子宮内膜100例、前癌病変である子宮内膜増殖症15例、子宮内膜癌109例に対して行った。正常子宮内膜において、非閉経期ではBLM蛋白の発現が腺上皮で観察されたが、閉経期では半数以上の検体でBLM蛋白の発現が部分的に低下することが分かった。さらに、子宮内膜増殖症および子宮内膜癌においてもBLM蛋白の発現低下が確認された。これらは、BLM蛋白の発現低下と閉経期における子宮内膜癌発生増加との関連を示唆する結果である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は病理検体と臨床情報を詳細に再検討し、子宮内膜癌の発生に対するBLM蛋白の役割に着目して実験を行った。手術検体を用いたBLM蛋白の免疫組織学的発現の結果からはBLM蛋白発現低下が閉経期の正常子宮内膜で起こっていること、さらに前癌病変の段階からBLM発現低下が確認されたことで、BLM蛋白の発現異常が閉経期の子宮内膜癌発生に関与していることが示唆される。これまで婦人科悪性腫瘍の発生とBLM蛋白との関連について検討報告がなく、かつ本研究の成果として、子宮内膜形態変化の初期段階での癌化リスクの判定評価法の発見に繋がることが予想される。

報告書

(3件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 産業財産権 (1件)

  • [産業財産権] 子宮内膜癌の発症の予測方法2020

    • 発明者名
      藤原浩、大黒多希子、中村充宏、水本泰成、小幡武司
    • 権利者名
      藤原浩、大黒多希子、中村充宏、水本泰成、小幡武司
    • 産業財産権種類
      特許
    • 出願年月日
      2020
    • 取得年月日
      2020
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2025-12-26  

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