研究課題/領域番号 |
20K18293
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
野口 勝 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (50626760)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | XKR4 / 加齢性難聴 / 老人性難聴 / GWAS |
研究開始時の研究の概要 |
老人性難聴に関与する因子として、遺伝的背景について報告したものは少ない。過去我々はGenome-Wide Association Study(GWAS)を用い、老人性難聴に関連する候補遺伝子を検索してきた。本研究では、候補遺伝子の一つとして検出されたXKR4に注目し、同遺伝子のノックアウトマウスを作成し、内耳組織や細胞の状態を評価する。また霊長類モデルとして用いている、コモンマーモセットの蝸牛内での発現解析を行う。さらにヒトiPS細胞より誘導した内耳細胞へ、GWASにより検出されたXKR4の一塩基多型(SNP)の導入を行い、当該遺伝子が、老人性難聴にどのように影響を与えているか検討する。
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研究実績の概要 |
今年度はXKR4が生物学的に蝸牛の加齢性変化に影響を与えているかを検討するため、XKR4ノックアウトマウスを購入することを予定していたが、時間的な面から断念した。今回研究責任者の本務地が変更となったため、再度購入の計画を立て研究を継続する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本務地での業務多忙により研究に支障を来たたため。
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今後の研究の推進方策 |
XKR4ノックアウトマウスを購入し、聴力と遺伝子発現との関連性について検討する。
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