研究課題/領域番号 |
20K18337
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56060:眼科学関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
藤野 友里 島根大学, 医学部, 客員研究員 (20768254)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 眼科学 / 視野 / 機械学習 / 視野測定 |
研究開始時の研究の概要 |
ハンフリー視野計ではSITA Standard法による視野計測が最も頻度高く行われているが、精度を失うことなくこの方法よりも高速に視野を計測する方法は未だ開発されていない。よって本研究は、Variational Bayes Linear Regression法による視野進行予測の有用性を、網膜色素変性症で検証し、臨床応用を可能とし、Variational Bayes Linear Regression法を用いた視野検査時間の短縮を網膜色素変性症で検証、測定精度を維持したままで、測定時間の高速化が可能であるかを明らかにする。
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研究実績の概要 |
網膜色素変性症は、桿体および錐体光受容体の変性によって引き起こされる進行性の遺伝性網膜疾患であり、桿体錐体機能の喪失は視野の狭窄と微細な視力の喪失につながる。網膜色素変性症では中心視野の残存は患者の生活の質に悪影響を及ぼすため中心の視野評価は臨床的に重要だが、臨床で使用されているGuided Progression Analysis (GPA; Carl Zeiss Meditec, Dublin, CA, USA)や、cluster-based definition (CBD)は緑内障においての視野進行の検出の検証がされているが、網膜色素変性症では進行検出能力についての調査はされていなかった。そこで網膜色素変性症での視野進行検出能力をGPADとCBDの有用性を評価し、このGPADとVBDを組み合わせることにより作成された (Br J Ophthalmol. 2022;106(8):1098–103. doi: 10.1136/bjophthalmol-2020-318188)に基づいて視野進行を検出するための新しい方法を使用し、GPA及びCBDの臨床的有用性を比較した。(PLoS One. 2023; 18(9): e0291208. Published online 2023 Sep 8. doi: 10.1371/journal.pone.0291208)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
基礎データの解析を行えているが、COVIT-19による影響により計画に変更が出たため。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き網膜色素変性症での視野データを取得し、緑内障以外での疾患でも有用性を検証する。
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