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間葉系幹細胞が高発現する MXRA5 の歯髄組織恒常性機構探索と再生医療への応用

研究課題

研究課題/領域番号 20K18511
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57030:保存治療系歯学関連
研究機関広島大学

研究代表者

吉田 和真  広島大学, 医系科学研究科(歯), 助教 (60846856)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード歯髄 / 再生 / 炎症制御 / 硬組織形成 / 硬組織誘導 / 硬組織 / 再生療法
研究開始時の研究の概要

間葉系幹細胞は多分化性や抗炎症能を持つことから多くの組織再生治療において重要な役割を果たすことが知られている。一方,歯髄細胞も高い分化能と増殖能を持ち再生医療への応用が期待されるが,その細胞特性を支持する分子基盤は明らかとなっていない。間葉系幹細胞と歯髄細胞がともに高発現する MXRA5 を,歯髄組織中の恒常性維持を多面的に担う因子であると考え,MXRA5 の歯髄組織/細胞における機能解析ならびにその再生医療への応用可能性を検討することを本研究の目的とする。

研究成果の概要

歯髄間葉系幹細胞 (dental pulp stem cells: DPSC) はその高い増殖能や易回収性により、有用な幹細胞ソースとして様々な組織再生への応用が期待されている。さらに、DPSC は骨髄由来間葉系幹細胞(BMMSC: bone marrow stem cells) と比べて細胞増殖能が高いとの報告もある。しかしながら、DPSC が高い増殖能を維持する機構については十分に明らかとなっていない。そこで本研究では、NCBI GO analysis database の検索により、DPSC が高い増殖能を持つ分子基盤を明らかとした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

歯髄間葉系幹細胞 (dental pulp stem cells: DPSC) はその高い増殖能や易回収性により、有用な幹細胞ソースとして様々な組織再生への応用が期待されている。さらに、DPSC は骨髄由来間葉系幹細胞(BMMSC: bone marrow stem cells) と比べて細胞増殖能が高いとの報告もある。しかしながら、DPSC が高い増殖能を維持する機構については十分に明らかとなっていない。その分子基盤を明らかにすることによって,DPSCの再生医療への適応が前進することになる。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022 2020

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 歯髄細胞におけるMXRA5の機能解析2022

    • 著者名/発表者名
      吉田和真,鈴木茂樹,佐藤瞭子,山田聡,柴秀樹
    • 学会等名
      日本歯科保存学会秋期学術大会(第157回)
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 間葉系幹細胞が高発現する MXRA5 が持つ細胞増殖能・遊走能への効果2020

    • 著者名/発表者名
      吉田 和真,鈴木 茂樹,中西 惇,平田-土屋 志津,山田 聡,柴 秀樹
    • 学会等名
      日本歯科保存学会2020年度春季学術大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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