• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

幹細胞の特性を応用した新規培養法の検討

研究課題

研究課題/領域番号 20K18605
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関九州大学

研究代表者

上田 将之  九州大学, 歯学研究院, 共同研究員 (40847985)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2021年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード幹細胞 / 三次元培養 / 再生医療 / 低酸素環境 / スキャフォールド / 間葉系幹細胞 / 3次元培養
研究開始時の研究の概要

新規培養法として細胞レベルで固定する方法を考案。それにより再生すべき生体部位の造形が容易に、また整列していることで栄養の供給が効率的になる。本研究ではこの方法のアイディアを臨床応用に向け完成させ、実験期間内で動物実験まで行うことにする。将来的には臨床応用目指すため、その安全性と簡便性、そして確実性を照明していくこととする。

研究実績の概要

幹細胞研究を行う上での問題点として、幹細胞を培養、継代していく過程で、幹細胞の多能性が減弱してしまうことが挙げられる。また、従来の接着培養法では、細胞への最適環境を維持しながら細胞接着面積を大規模化するのは構造面とコスト面で困難であることから、大スケール培養と生産には不向きであり、現状では効率的に大量かつ良質な幹細胞を増殖させる技術が確立しているとは言い難い。そこで本研究では、幹細胞の多能性維持と大量培養の両立を目的とし、その方法としてドーム状の低接着性ディッシュを使用した浮遊培養法に着目する。幹細胞を低酸素環境で培養することで多能性が向上することが知られており、浮遊培養法により細胞同士で凝集塊を形成させれば、その内部で低酸素環境を得られるのではないか、という点に着目したのが本研究課題の特徴である。また通常の2次元的な細胞培養ディッシュ上で培養する手法と比較して、浮遊培養法では3次元的に任意の方向に細胞塊が成長できるため、飛躍的に多くの細胞を得ることができる可能性を秘めている。これは非常に基幹的な技術であるため、成功すれば幅広い研究分野に応用されることが期待される。

報告書

(2件)
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Replacement Process of Carbonate Apatite by Alveolar Bone in a Rat Extraction Socket2021

    • 著者名/発表者名
      Xiaoxu Zhang , Ikiru Atsuta , Ikue Narimatsu , Nobuyuki Ueda , Ryosuke Takahashi , Yuki Egashira , Jing-Qi Zhang , Jiong-Yan Gu , Kiyoshi Koyano , Yasunori Ayukawa
    • 雑誌名

      Materials

      巻: 14(16) 号: 16 ページ: 4457-4457

    • DOI

      10.3390/ma14164457

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2022-12-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi