研究課題/領域番号 |
20K18621
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 大阪歯科大学 |
研究代表者 |
山脇 勲 大阪歯科大学, 歯学部, 助教 (70805176)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | インプラント / 糖尿病 / 歯周病 |
研究開始時の研究の概要 |
糖尿病は生活習慣病の一つで,発症・進行において歯周病と双方向性が認められ,オッセオインテグレーションおよびインプラントの成功率を低下させるとの報告も散見されるが,確たるエビデンスを有する有効な方法は見当たらない.申請者は,グルコース濃度がナノレベル表面制御構造チタン表面上での硬組織形成に及ぼす影響について報告している.そこで本研究では,さらに糖尿病患者の生態環境を再現するため,インスリン添加状態におけるインプラント周囲炎関連菌への抗菌性と早期オッセオインテグレーションを獲得するシステムを解明することを目指している.
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研究成果の概要 |
インプラント補綴の有する症例数が増加するにつれて、インプラント周囲炎の報告も増えてきているのが現状である。また,糖尿病は生活習慣病の一つで,発症・進行において歯周病と双方向性が認められ,オッセオインテグレーションおよびインプラントの成功率を低下させるとの報告も散見されるが,確たるエビデンスを有する有効な方法は見当たらない。そこで本研究では,さらに糖尿病患者の生態環境を再現するため,インスリン添加状態におけるインプラント周囲炎関連菌への抗菌性と早期オッセオインテグレーションを獲得するシステムを解明することを目指している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
元来,糖尿病患者はインプラント手術を避けてきた節があるが,糖尿病患者の数は増え続けており,今後の展開は広がる一方である。インプラント表面構造制御の方法も安全かつ比較的簡易であることから様々なインプラント材料への表面構造の改変ができ,生体親和性の著しく向上した抗菌性を有したインプラントの創製が期待できる点である.この結果は歯牙喪失のリスクの高い糖尿病患者に対して,血糖値とインスリン濃度をコントロールしインプラントのナノ構造制御をすることで,安全にインプラント手術という選択肢を提示することができ,糖尿病患者のQOLの向上に大きく貢献できるものであると考える.
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