研究課題/領域番号 |
20K18703
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
佐々木 敬則 札幌医科大学, 医学部, 助教 (50548732)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | がん免疫療法 / HLA-E / NKG2A |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では固形がん治療に応用が期待されているTIL(tumor infiltrating lymphocytes)療法と、新規免疫チェックポイント阻害薬として期待されている抗NKG2A抗体を併用した新たな口腔がん免疫療法コンセプトを考案し、その効果を細胞実験モデル及び動物実験モデルを用いて明らかにしたい。
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研究実績の概要 |
2022年度は、口腔癌患者の組織検体を用いて免疫組織学的検討を行った。口腔癌組織中のNKG2A発現レベルによる、頸部後発転移リスクや生命予後を評価したが有意な結果は得られなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初、予測していた口腔癌組織検体のNKG2A発現レベルと臨床的治療成績との関係において、有意差をみとめず、さらなる検討が必要となったため。
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今後の研究の推進方策 |
これまでの組織学的検討では、口腔癌組織検体においてNKG2A発現のみを評価していたが、2重染色としてCD8T細胞も同時に評価し、NKG2A発現と腫瘍浸潤CD8T細胞数の相対的な検討を行うことで、頸部後発転移予測や生命予後の評価を行う予定である。
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