研究課題/領域番号 |
20K18802
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
中村 太 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (70838599)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 歯学教育 / モーションキャプチャー / 動作解析 / モーションキャプチャ / 歯学診療 / 歯科診療 / 歯科臨床教育 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、歯科臨床技能教育における新たな評価方法の確立を目指し、歯学部生の技能水準の向上を図ることにある。 本研究ではスポーツ医学などの分野で注目されている光学式モーションキャプチャ・システムを用いて、歯科診療の基本的手技を人間工学的に解析し、定量的評価を可能とすること、また歯科診療動作によって得られるアウトプットについても定量的評価方法の確立を目指し、これを研究の最終目標とする。これまで客観的な評価が難しかった身体動作を定量的に評価可能とすることによって、本研究成果は将来的に歯科だけではなく、幅広い分野において、技能教育の新たな指導方法の確立の一助となる可能性を持つ。
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研究成果の概要 |
本研究ではスポーツ医学などの分野で注目されている光学式モーションキャプチャ・システムを用いて、歯科診療の基本的手技を人間工学的に解析し、定量的評価を可能とした。また歯科診療動作によって得られる印象体等のアウトプットについても定量的評価方法の確立を目指し、一部のアウトプットにおいては計測可能となった。研究成果は日本国内の学会で発表し、査読付き論文を投稿した。今後は歯学教育への応用を目指し、さらなる研究を継続する予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
信頼される歯科医師を養成することは歯科大学・大学歯学部の社会的使命であり、近年その責任は益々重くなっている。このため、国では全国共通の履修内容である歯学教育モデルコアカリキュラムや歯科医師臨床研修制度を導入するとともに、定期的にこれらの見直しを行ってきた。 現行の歯科臨床教育において、特に技能については診療参加型臨床実習を開始する前に共用試験OSCEでの確認が行われるのみである。歯科臨床における技能教育の立ち遅れは臨床実習のみならず臨床研修の形骸化を招き、今後大きな問題に発展することが懸念される。これらの問題を解決するためには、歯科臨床技能教育における新たな評価方法の確立が必要不可欠である。
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