研究課題/領域番号 |
20K18810
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
大久保 茂子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (00769846)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 歯科技工士 / 個人曝露 / レアメタル / KL-6 / 健康調査 / 個人曝露測定 / ジルコニウム / 呼吸器症状 / 血清インジウム濃度 / 産業衛生 / 疫学 |
研究開始時の研究の概要 |
歯科技工士の研磨粉塵、金属ヒュームなどによる職業性曝露に関する報告はほとんどなく、さらに業務上使用されているレアメタルの生体影響に関しては不明な点が多い。本研究では歯科技工作業に伴う曝露実態の把握と肺胞上皮細胞への影響を明らかにし、レアメタルの顕教影響を疫学研究と基礎研究の両面からアプローチする。
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研究実績の概要 |
歯科技工作業に伴う曝露実態の把握を本研究の目的とし、歯科技工物に含まれるレアメタルの職業性曝露による健康影響の調査を引き続き実施した。新たに協力施設を3箇所増やし、調査を実施した。 調査項目は日本語版ATS-DLD呼吸器症状標準質問票を用いた呼吸器自覚症状、喫煙歴、就労年数、取り扱う歯科材料の種類および血清インジウムや他の金属濃度、血清KL-6、肺サーファクタントプロテインD (SP-D) 、肺サーファクタントプロテインA (SP-A) 、インターロイキン-6、TNF-α、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子 (GM-CSF)であった。 さらに、個人曝露として吸入性粉塵濃度を測定した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
新たにご協力いただける施設も見つかり、当初設定した対象者数を達成できている。
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今後の研究の推進方策 |
前年度の調査項目に加え、個人曝露測定や作業環境測定、対象施設の職場環境について調査を進める。
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