研究課題/領域番号 |
20K18821
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 埼玉県立大学 (2022) 東京医科歯科大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
戸田 花奈子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (50848687)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歯科衛生士 / 専門職間連携実践 / 質評価 / IPW / 連携 / 尺度 |
研究開始時の研究の概要 |
2025年を目途に地域包括ケアシステムの構築が推進されているが、歯科衛生士は医療・福 祉分野との専門職間連携実践のもと口腔健康管理を実践することが求められている。しかし、 歯科衛生士と他専門職との連携実践の「質」評価に関しての先行研究は少ない。歯科治療における最も小さな医療チームである歯科衛生士と歯科医師は、特に緊密な連携実践が必要と考えられる。本研究は歯科衛生士と他の専門職間との連携実践の質を評価する新たなスケールを開発することと、特に歯科医師との連携実践については患者の満足度を調査することであり、臨床現場での応用を最終目的とした質問票と個別インタびュー調査による調査を実施する。
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研究実績の概要 |
新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断されていた調査を再開することができた。 しかしながらこれまで想定していたフィールドである病院内での組織体系が改変され、仮説していた歯科医師-歯科衛生士間の関係構築も変化していた。ポストコロナ時代の対面形式にとらわれない新たな関係の在り方を模索する必要がある。 上記の理由から、2023年度に想定していた実証実験は困難な状況である。そのため新たな質評価のスケールを開発しつつ、国内外の質評価スケールについて多角的な検討を行う予定である。 昨年度までに得られたデータは2023年度に学会発表および英文論文発表予定である。本研究の結果はInterprofessional workおよびeducationが歯科衛生士に及ぼす影響として様々なアウトカムで解明することができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染拡大およびフィールド環境の変化によって想定していた実証実験が困難な状況にあるため。
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今後の研究の推進方策 |
Interprofessional workの評価スケールは国内外で複数あるが、本研究では新たな視点の質評価スケールの開発を実施する。
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