アニサキス症分子疫学メタボロミクスによる、痛み分子とアレルギー重症化因子の同定

• 研究課題/領域番号: 20K18908
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分58020:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含む
• 研究機関: 北里大学
• 研究代表者: 武藤 剛 北里大学, 医学部, 講師 (10594971)
• 研究期間 (年度): 2020-04-01 – 2023-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2020年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: アニサキス症 / アレルギー / 痛み分子 / TRAF6 / メタボロミクス

研究開始時の研究の概要

アレルギーの「衛生仮説」を、アニサキス症の疫学調査における、A. simplex 穿入の痛みと劇症型アニサキス症患者（激烈なTh2型アレルギー）のメタボロミクス手法を用いた分子疫学的解析の切り口によって解明する。衛生仮説による寄生虫その他の曝露環境要因とTh2/ ILC2型アレルギーの均衡論理を解明すべく、①沿岸部住民疫学調査によるアニサキス曝露・感作・既往調査、②病院調査による症候性・無症候性アニサキス症患者分析、③両フィールドの血清サンプルのメタボロミクス解析による、痛み・アレルギー重症化関連物質（痛み関連分子・ペプチド・代謝物）の同定をめざす。