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味覚に関する遺伝子多型と糖質摂取の循環器疾患危険因子への影響

研究課題

研究課題/領域番号 20K18912
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58020:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含む
研究機関愛知医科大学

研究代表者

篠壁 多恵  愛知医科大学, 医学部, 講師 (90828774)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード利用可能炭水化物 / 食物摂取頻度調査票 / 糖質 / 循環器疾患危険因子 / 遺伝子多型
研究開始時の研究の概要

肥満、糖尿病、脂質異常症などの循環器疾患危険因子と炭水化物摂取の関連が注目されている。しかし炭水化物のうち糖質はその種類により循環器疾患危険因子への影響が異なる可能性がある。またこれらの疾患予防には遺伝的な味覚の影響の解明も重要である。本研究では、日本人の一般集団において味覚に関する遺伝子多型と糖質摂取の循環器疾患危険因子への影響を検討する。

研究成果の概要

利用可能炭水化物とその7つの成分(でん粉、ぶどう糖、果糖、ガラクトース、しょ糖、麦芽糖、および乳糖)の推定摂取量について、47項目食物摂取頻度調査票(FFQ)の妥当性を5分割交差法で検証した。得られた相関係数の平均値は、男性で0.4~0.7、女性で0.3~0.6であり、各成分の中ではぶどう糖が低く、乳糖とガラクトースは高い傾向にあった。47項目FFQが推定する利用可能炭水化物の妥当性は男女ともに中程度であることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、炭水化物摂取とさまざまな疾患や死亡との関連についての研究報告が増加している。炭水化物に含まれる成分の推定摂取量を用い、より詳細な影響の違いを検討することが求められる。本研究の対象集団では47項目食物摂取頻度調査票(FFQ)を使用して栄養素等摂取量を推定している。新たな栄養素摂取量の推定には妥当性の検討が必要である。本研究結果により、当該FFQを使用している他の集団においても炭水化物に含まれる成分の摂取量の推定ができれば、今後の炭水化物に関する研究の発展につながる可能性がある。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2021

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 日本人中高年における食物摂取頻度調査票の妥当性の検討-利用可能炭水化物2023

    • 著者名/発表者名
      篠壁多恵、今枝奈保美、後藤千穂、中村洋子、尾瀬功、細野晃弘、永吉真子、宮川尚子、尾崎悦子、池崎裕昭、南里妃名子、指宿りえ、釜野桜子、栗木清典、栗原綾子、矢口友理
    • 学会等名
      第33回日本疫学会学術総会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 日本食品標準成分表2020年版(八訂)を用いた中高年地域集団の食事評価に関する検討2021

    • 著者名/発表者名
      今枝 奈保美、篠壁 多恵、後藤 千穂、細野 晃弘、内藤 真理子、宮川 尚子、尾崎 悦子、南里 妃名子、矢口 友理、中畑 典子、釜野 桜子、栗原 綾子、若井 建志
    • 学会等名
      第80回日本公衆衛生学会総会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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