研究課題/領域番号 |
20K18937
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
吉岡 浩太 長崎大学, 熱帯医学・グローバルヘルス研究科, 准教授 (80750041)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 医薬品アクセス / シャーガス病 / 患者会 / 顧みられない熱帯病 / ラテンコミュニティー / 在日外国人 / 日本 / 移民 |
研究開始時の研究の概要 |
顧みられない熱帯病のひとつであるシャーガス病は、主に中南米で蔓延する寄生虫症であるが、日本においても4500人ほどの感染者がいると考えられている。本研究では、患者や医療従事者、行政関係者などからデータを収集し、日本におけるシャーガス病の診断・治療へのアクセスに影響を及ぼしている要因および関連アクターを明らかにするとともに、アクセス改善のための提言をまとめる。
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研究実績の概要 |
シャーガス病患者会が組織され、患者さんへのインタビューおよび治療アクセスに関する長期的なフォローアップが可能になった。数名の患者さんに対して、治療をする、しないの決断に至るまでのプロセスを詳細に把握することができた。また、シャーガス病治療薬が国内未承認であることから、未承認薬に関する政策や制度について、専門家との意見交換を行うことができ、シャーガス病患者が直面する制度的な制約を理解することができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
医師や患者さんからの情報収集をほぼ終了し、データの分析および執筆を継続している。
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今後の研究の推進方策 |
データ分析をしながら、最終報告書の執筆にとりかかることになる。
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