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看護学生の倫理的実践能力を開発する包括的倫理教育プログラムの構築と効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 20K18994
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関浜松医科大学

研究代表者

村松 妙子  浜松医科大学, 医学部, 准教授 (90402255)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード看護倫理 / 倫理教育 / アクティブラーニング / 看護教育 / 看護学生 / 倫理的実践能力
研究開始時の研究の概要

講義形式の看護倫理教育だけでは学生の倫理的能力の育成には不十分であり、臨床現場にある倫理的問題を認識し、それに対応することは困難であるということが明らかになっている。学生が倫理的問題に遭遇した時に、それを「倫理的問題」として認識し、倫理的対応を実践するには、倫理的な専門知識の習得だけでなく、ディベートなどアクティブラーニングを活用した段階的な包括的教育プログラムの構築が必要である。これまでに、アクティブラーニングを活用した看護倫理教育の包括的プログラムの構築や検証の報告はない。本研究の目的は、看護学生の倫理的実践能力を開発する包括的倫理教育プログラムの構築と教育効果を検証することである。

研究実績の概要

講義形式の看護倫理教育だけでは学生の倫理的能力の育成には不十分であり、臨床現場にある倫理的問題を認識し、それに対応することは困難であるということが明らかになっている。学生が倫理的問題に遭遇した時に、それを「倫理的問題」として認識し、倫理的対応を実践するには、倫理的な専門知識の習得だけでなく、ディベートなどアクティブラーニングを活用した段階的な包括的教育プログラムの構築が必要である。これらによって、学生の倫理的能力の育成することで、患者の尊厳を尊重した質の高い看護ケアの実践が期待される。これまでに、アクティブラーニングを活用した看護倫理教育の包括的プログラムの構築や検証の報告はない。本研究は、学生が倫理的問題に遭遇した時に、それを「倫理的問題」として認識し、倫理的対応を実践できる能力の育成を目指し、専門知識の習得だけでなく、ディベートなどアクティブラーニングを活用した段階的な包括的教育プログラムを構築すること、そのプログラムの教育効果の検証を目的としている。
これまでに、倫理的専門知識の教授に関する教育方法の検討と、本研究の目的に適したディベートの主題と実施方法について検討を重ねてきた。
令和4年度はディベートテーマの検討と、教育効果検証のための介入研究の計画書の立案、倫理審査委員会への申請を行った。倫理審査の承認後、研究参加者の募集を行ったが、予定人数の2割しか集まらなかったため、令和5年度も継続して研究参加者を募り、教育介入を実施した。予定人数まで参加者が集まらなかったため、対象者を再検討し令和6年度も継続して募集していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

コロナ禍の影響により、グループワークの実施が難しかったこともあり、全体的に遅れている。また、研究参加者を募集したものの、研究参加者が少なく、分析に必要なデータが集まっていない。

今後の研究の推進方策

1年間研究期間を延長した。研究参加者の条件を見直し、予定人数を満たすまで介入研究を継続していく。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ディベートを取り入れた看護倫理教育の教育効果の検証2020

    • 著者名/発表者名
      村松妙子
    • 学会等名
      第40回日本看護科学学会学術集会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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