研究課題/領域番号 |
20K19017
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 神戸大学 (2023) 関西看護医療大学 (2020-2022) |
研究代表者 |
太田 智美 神戸大学, 保健学研究科, 研究員 (20784440)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 睡眠 / 健康関連QOL / クロノタイプ / 看護大学生 / 始業時間 |
研究開始時の研究の概要 |
看護大学生が睡眠問題を抱え、健康関連QOLの低下がみられるという様々な報告がある。しかし、それらに対して最新の睡眠研究に基づく実態調査及びエビデンスベースの対策には至っていない。そこで本研究は看護大学生のクロノタイプに焦点をあてた睡眠や健康関連QOLの実態調査の分析結果をもとに、クロノタイプに合わせた始業時間設定の介入を実施する。睡眠や健康関連QOLについて質問紙を用いた主観評価に加え、活動-睡眠リズム評価ができる機器や簡易脳波計を用いた客観評価にて睡眠・覚醒リズムや睡眠の質を分析し、クロノタイプに合わせた始業時間設定の介入が睡眠や健康関連QOLにどのように影響するのかを検討する。
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研究実績の概要 |
本研究は、「看護学生の睡眠と健康関連QOLの関連についてクロノタイプに焦点をあてた実態調査」という前段階研究の結果をもとに、始業時間の違いにおける看護学生の睡眠および健康関連QOLを質問紙ベースの主観的評価とともに、睡眠-覚醒リズムや睡眠中の脳波測定といった客観的評価も用いて分析・評価することを目的としている。 2020年度は新型コロナ感染症により、通常下の学生生活にならなかったため、研究実施を一旦中止し計画の見直しを行った。研究計画段階ではアクチグラフの測定を予定していたが、研究参加学生の状況等を勘案し、アクチグラフの測定は取りやめ、客観的評価は簡易脳波測定のみとした。 2021年度より通常下でのを学生生活になったため、データ収集を開始した。研究対象は2限始業の1年生と、1限始業の2年生とし、研究協力の意思のある学生に対して朝型夜型質問紙を実施。各学年の朝型および夜型の学生をリクルートし、再度研究協力の意思を確認できた学生には約2か月/1クールとし、質問紙調査(クール開始時、1か月後、2カ月後)と連続7晩の自宅における簡易脳波測定・睡眠日誌記入を実施した。実施期間は、1クール目:前期6~8月、2クール目:後期11月~12月末だった。 2022年度は、同一個人内において、進級に伴う2限始業から1限始業へ変化を検討するため、3クール目として前年度1年生だった学生のみ1クール目と同時期に同内容の質問紙調査と脳波測定を実施し、全データ収集を終了している。 2023年度は、得られたデータ解析を進め論文化する予定であったが、データクリーニングに時間を要し、論文化には至らなかった。2024年度はデータ解析および論文化する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究開始予定であった2020年度は新型コロナ感染症のため、研究実施予定としていた大学は通常下での時間割および大学生活ではなく、学生自身も不安が大きいと予測できた。この状況下で本研究を実施しても学生の負担が大きく、かつ研究目的を果たすことが困難と判断し、2020年度は研究計画を見直しに充て、通常の大学生活に戻った翌2021年度からデータ収集を開始する事になり、1年の遅れが生じた。 2021年~2022年のデータ収集は計画通り遂行できており、データ収集は終了している。 2023年度はデータ解析と論文化の予定であったが、データクリーニングに時間を要し、論文化には至らなかった。2024年度はデータ解析および論文化する予定である。
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今後の研究の推進方策 |
データ収集は終了し、データクリーニングのおおよそ終了の目途がついているため、2024年度はデータ分析を実施する。始業時間による差(1年生夜型 vs 2年生夜型、referenceとして1年生朝型 vs 2年生朝型)を検討する。また、同一個人内での差(1年生夜型vs 新2年生夜型、referenceとして1年生朝型 vs 新2年生朝型)も検討する。さらに、これらより得られた結果より論文化をする予定である。
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