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工学的デバイスを使用した、臨床看護職者の用手的駆血手技における駆血圧差の実態

研究課題

研究課題/領域番号 20K19021
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関大阪成蹊大学 (2023)
大阪大学 (2022)
武庫川女子大学 (2020-2021)

研究代表者

中島 一成  大阪成蹊大学, 看護学部, 助教 (40769874)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード駆血圧 / 装着圧、締結圧 / 手技、用手的手技 / 臨床看護師 / 圧力差 / 看護師 / 用手的手技 / 臨床看護学 / 静脈穿刺 / 用手的駆血圧 / 工学 / 看護理工学 / 臨床 / 実験 / 看護技術・臨床看護学 / 超音波解析 / 看工融合研究
研究開始時の研究の概要

本研究は、実際の臨床現場で就業する看護職者が医療機器などを使用せず、日常的に実施している自身の手を使用して駆血帯を巻いた場合における、駆血圧差の実態についての検証を実施する。申請者の科学的実験検証の結果、明確化した上肢前腕静脈穿刺時の効果的な静脈最大拡張状態を得るための最適駆血圧である80mmHgという理論上の圧力値と、実際の臨床現場の看護職者が日常的に実施している駆血手技との間の圧力値の解離の差やその程度についての比較検証を実施することにより、効果的な駆血圧指標の学術的知見の拡大および複数回穿刺の防止による、対象の身体的苦痛を最小限にする看護技術開発への発展を目的とする実験的研究である。

研究実績の概要

医療機関等で実際に医療専門職者として勤務する臨床看護職者を対象とする本研究においては、2023年5月8日の新型コロナウィルス感染症の5類相当への引き下げが実施された後、感染者数の状況、社会情勢、医療機関の逼迫状況を注視しながら研究の再開時期を検討する必要性があった。
5類相当感染症への切り替え後、1年間ほど状況を観察する中で、現状の社会情勢や医療機関の逼迫状況から、臨床看護職への研究協力が可能な状況と判断ができたため、本研究は「研究期間の延長」2024年度4月より研究を再開するに至った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

医療機関で実際に勤務する臨床看護職に研究の被験者協力を依頼する本研究においては、その研究の特性上、新型コロナウィルス感染症の取扱いが2023年5月8日に5類相当感染症へと引き下げ後、社会情勢や医療機関の逼迫状況を注視しながら、適切な研究再開時期を検討、判断する必要性が生じた。
2023年度は5類相当への引き下げ後の状況を観察する期間として、本研究を安全に尚且つ研究協力を依頼する臨床看護職の負担が最小限となる適切な研究再開時期を考察する必要性が生じた結果、進捗状況としては当初の予定よりも遅れている状況である。

今後の研究の推進方策

2023年度の新型コロナウィルス感染症の5類相当への引き下げ後、社会情勢や医療機関の逼迫状況を注視してきた結果、現状では本研究を安全に尚且つ医療機関で勤務する臨床看護職への研究協力を依頼することに対しても問題のない状態と判断できた。
補助事業期間延長の承認後、2024年4月から本研究を再開、研究データの取得に向けて医療機関で勤務する臨床看護職への研究協力依頼を実施していく。
当該年度が研究完成年度であるため、研究データの取得後は、データの数量的解析を実施、追加データ収集の必要性の有無を判断した後、データから得られた結果をもとに、学術論文の作成を実施していく。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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