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気分障害の発症による家族機能の変動と、家族の負担および対処行動の明確化

研究課題

研究課題/領域番号 20K19050
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関山梨大学

研究代表者

宮田 知子  山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (60812295)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード気分障害 / 家族機能
研究開始時の研究の概要

気分障害患者の家族を対象にインタビュー調査を実施し、気分障害の発症に伴って生じる家族機能の変動を理解する。家族の負担と対処行動を明らかにし、さらに看護師が行っている支援が家族機能の変動に即した負担軽減となっているのか評価する。そこから社会資源の在り方と支援体制を検討し、新たな家族支援に役立て、患者・家族が安心して治療を受けることが出来る環境整備につなげていく。

研究実績の概要

15名までのインタビュー調査を実施し、2023年12月に調査を終了した。
インタビュー内容について、気分障害患者家族の家族機能の変化、家族機能の変化に対する疲労・負担、対処行動、家族への支援の現状を質的に分析している。
現時点では7名の逐語録をまとめた。気分障害の発症に伴い生じる家族の対処行動と疲労・負担においては、家族自身の物事の捉え方、周囲の環境や疾患への理解度によって相違がみられた。
引き続き分析を進め、気分障害患者家族の家族機能の変化を明らかにしていく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

7名までの分析を進めたため、残りの8名の逐語録を作成し、質的分析を進めている段階である。逐語録作成や、カテゴリー分析は精神看護学研究者のスーパービジョンを受け、ブラッシュアップしている段階にあり、最終的な結果のまとめに時間を要している。

今後の研究の推進方策

引き続き分析を進めて結果をまとめる。8名の逐語録を作成し、精神看護学研究者のスーパービジョンを受けながらブラッシュアップをしていく。計15名分の結果を最終的にまとめ、研究の成果を学会に発表、論文を投稿していく。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 気分障害の発症によって生じる家族の対処行動と疲労・負担の実際2024

    • 著者名/発表者名
      宮田知子
    • 学会等名
      日本家族看護学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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