研究課題/領域番号 |
20K19066
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
宇井 睦人 順天堂大学, 医学部, 非常勤助手 (70865245)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 家族ケア / 緩和ケア / VR / VRトラベル / 緩和医療 / 医学教育 / 医療コミュニケーション教育 / 患者医師コミュニケーション / 仮想現実(Virtual Reality;VR) / コミュニケーション / デジタルテクノロジー / 緩和 |
研究開始時の研究の概要 |
医療におけるデジタルテクノロジー関連の補完代替療法についてはその研究が少なく、「仮想現実(Virtual Reality;VR)」が臨床現場における患者・家族に及ぼす影響は不明である。 本研究は緩和ケア対象患者とその家族のより良い心のケアの発展を目的に「実際に旅をしているようなVR;VRトラベルが患者・家族ケアに有用である」との仮説の実証を行う。 具体的には既存の映像視聴を比較対象として、VRトラベルを同時視聴した患者とその家族に対して、主観的質問紙に加え、唾液中のストレス関連ホルモンを測定することで客観的かつ生理学的な分析で実証する。 本研究によりVRトラベルの患者と“家族ケア”の効果を証明する。
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研究実績の概要 |
医療におけるデジタルテクノロジー関連の補完代替療法についてはその研究が少なく、「仮想現実(Virtual Reality)」が臨床現場における患者・家族に及ぼす影響は不明である。そこで本研究は緩和ケア対象患者とその家族のより良い心のケアの発展を目的に「実際に旅をしているようなVR;VRトラベルが患者・家族ケアに有用である」との仮説の実証を行う。具体的には既存の映像視聴を比較対象として、VRトラベルを同時視聴した患者とその家族に対して、主観的質問紙で分析し実証する。本研究によりVRトラベルの患者と“家族ケア”の効果を証明し、臨床エビデンスにもとづいたVRなどデジタルテクノロジー技術の臨床応用への道を切り開くことが目的である。令和4年度は、パイロット研究として終末期の患者にVRを使用したが、桜並木やイルミネーションのVR動画を視聴してもらったところ良好な反応が得られており、今後の研究に期待が持てる結果であった。本研究では唾液中で喜びを反映するオキシトシン、ストレスを反映するコルチゾールを測定することにより質問紙による主観的効果だけでなくVRトラベルが患者と家族の喜びやストレスにどのような影響を与えているかを客観的に分析する予定であったが質問紙法による研究方法へと変更した。新型コロナウイルスの影響もあり、他人が使用した後のVR機器を共有することが難しいことが、研究の遅れに影響した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2023年は研究代表者の家族の病気や環境変化が大きく、研究を進めることができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
令和6年度は研究を進め、データ収集・統計解析・論文作成を行う予定である。
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