研究課題/領域番号 |
20K19073
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
小林 寛子 関西医科大学, 看護学部, 助教 (10619068)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 悪性脳腫瘍 / 外泊支援 / 脳腫瘍 / 退院 / アセスメント / 看護支援 / 在宅療養移行 / 外泊看護支援プログラム / 外泊 |
研究開始時の研究の概要 |
非常に予後不良な悪性脳腫瘍患者は、長期の治療期間を強いられるうえ、早期から高次脳機能障害や運動機能障害を伴い、日常生活動作(以下、ADL)の遂行が困難となり、在宅療養への移行が進んでいない。本研究は、悪性脳腫瘍患者の在宅療養移行に向けた外泊看護支援プログラム案を作成する。これは、悪性脳腫瘍患者の在宅療養の実現に向けた系統だった看護支援プログラムであり、患者の特性や個別性に沿った効果的な看護支援につながる。
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研究実績の概要 |
本研究は、非常に予後不良な悪性脳腫瘍患者の在宅療養移行に向けた外泊看護支援プログラム案を作成することを目的としている。これは、悪性脳腫瘍患者の在宅療養移行に向けた看護支援プログラムであり、患者の特性や個別性に沿った効果的な看護支援につながる意義深い研究である。 まず本研究は、第1段階として、その悪性脳腫瘍患者の外泊支援をしてきた看護師を対象にして、外泊時のアセスメントの視点について聞き取り調査を行い、その実際を明らかにする予定である。現在研究者は、育児休業を取得していたことから、その期間の文献を加えて、再度研究協力者の指導を受けながら、倫理審査委員会の書類申請準備を進めている。 また、本研究は看護師に聞き取り調査を行う予定であり、その聞き取りの内容についても、文献整理を基に、洗練する作業を行っている。今後は、研究者の附属施設における施設長の内諾取得を速やかに行い、本施設での内諾取得後に早急に倫理審査委員会に申請を行い研究開始を予定している。また、本研究における第2段階での研究は、患者・家族を対象に患者・家族が必要ととらえる看護支援内容の聞き取り調査を実施する予定であり、次の研究に向けても、文献整理を行い、速やかに研究を進行できるよう準備を進めている。加えて、本研究は、最終の第3段階における研究では脳神経外科の看護師を対象として、再度その支援の実際について聞き取りを行う予定であることから、支援内容の研究の文献整理も進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
倫理審査申請を出すまでに、再度文献の整理および聞き取り調査内容の見直しを行っていることから、進行に遅れが出ている状況である。
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今後の研究の推進方策 |
第1段階の研究を基盤として研究を展開していく予定であるが、進行に遅れがでていることから、本研究における研究協力者に協力を願い指導を受けながら研究を進めていく。また準備状況として、第1段階の研究の倫理審査申請・研究の実施・分析を行いながら、第2.3段階の研究準備を進める予定である。
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