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後期高齢がん患者の主体性を尊重した意思決定支援モデルの開発と評価

研究課題

研究課題/領域番号 20K19085
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関群馬大学

研究代表者

瀬沼 麻衣子  群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (60783115)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード後期高齢がん患者 / 家族 / 意思決定 / 治療選択 / 高齢がん患者 / がん看護 / 高齢者
研究開始時の研究の概要

高齢化に伴いがん患者は増加の一途をたどっている。後期高齢がん患者は家族に説得されて治療をすることを決めるなど、主体的な意思決定が十分にできていないという問題が生じている。
本研究の目的は、意思決定能力のある高齢がん患者が主体的に意思決定を行うことができているのか、また、主体的な意思決定を行うためにはどのような支援が必要なのかを調べることである。その上で、看護師が支援を行うための具体的な方法を「意思決定支援モデル」として開発し、評価を行う。
患者自身がその人らしくより良く生きることを支え、主体性を尊重するための意思決定支援に寄与することを目指す。

研究実績の概要

昨年度に治療を受けることを選択した後期高齢がん患者の意思決定に影響した要因について論文投稿したが、後期高齢がん患者の主体性を尊重した意思決定支援を行うためには、患者本人だけでなく、患者を支える家族がどのように治療選択にかかわっているのかを明らかにする必要があると考え、2023年度は75歳以上のがん患者をもつ家族に対して面接調査を行った。対象者12名よりデータ収集を実施し、分析を開始している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

後期高齢がん患者の家族への面接調査について、COVID-19の影響により病院内での面会制限等により家族への面接調査開始時期が遅れたため。

今後の研究の推進方策

面接調査開始時期が遅れ必要数のデータ収集に時間がかかったものの、必要数のデータ収集は無事終了したため、分析を行い、結果をまとめて論文作成のための作業を進めていく。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件)

  • [雑誌論文] 治療を受けることを選択した後期高齢がん患者の意思決定に影響した要因2022

    • 著者名/発表者名
      瀬沼 麻衣子、清原 文、神田 清子
    • 雑誌名

      北関東医学

      巻: 72 号: 4 ページ: 361-370

    • DOI

      10.2974/kmj.72.361

    • ISSN
      1343-2826, 1881-1191
    • 年月日
      2022-11-01
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 治療期の高齢がん患者の意思決定における家族の思いに関する文献レビュー2022

    • 著者名/発表者名
      瀬沼麻衣子、手塚明星、塚越徳子、二渡玉江
    • 雑誌名

      群馬保健学研究

      巻: 42 号: 0 ページ: 32-41

    • DOI

      10.34461/ghk.42.0_32

    • ISSN
      1343-4179
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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