研究課題/領域番号 |
20K19091
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
田中 晴佳 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 講師 (90756925)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 顎顔面欠損患者 / 口腔がん / 精神看護 / 顎顔面欠損 / 看護指針 |
研究開始時の研究の概要 |
顎顔面欠損患者は、身体機能の低下だけでなく、精神症状を有することが多く、生活の質(Quality of Life: QOL)が低下する。そのため日常生活への援助が重要であるが、患者がどのような身体的、精神的、社会的状況で、どのような日常生活を送っているのか、日常生活上で患者が抱える課題と必要な看護については、ほとんど研究がされていない。 本研究は、顎顔面欠損患者にインタビューを実施し、発症時から退院後の各段階でどのような日常生活を送ってきたか、その日常生活に影響する身体・精神・社会的な要因を明らかにし、患者が抱える課題を抽出して看護の方向性を検討し、看護指針を開発することを目的としている。
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研究実績の概要 |
顎顔面欠損患者は、身体機能の低下だけでなく、精神症状を有することが多く、生活の質(Quality of Life: QOL)が低下する。そのため日常生活への援助が重要であるが、顎顔面欠損患者がどのような身体的、精神的、社会的状況で、どのような日常生活を送っているのか、日常生活上で患者が抱える課題と必要な看護については、ほとんど研究がされていない現状である。 本研究は、顎顔面欠損患者が、発症時、入院治療期間、退院後の各段階でどのような日常生活を送ってきたか、その日常生活に影響する身体・精神・社会的な要因をインタビュー調査により明らかにし、看護の方向性を検討し看護指針を開発することを目的として実施している。2020年度は、文献検討を行った。2021年度は共同研究機関と調整し、倫理申請を行った。 2022年度は、9名の対象者にインタビュー調査を実施した。分析も進めており、様々な対象者からインタビューできるようリクルートを工夫しながらインタビュー調査を継続している。 2023年度はさらにインタビュー調査を実施ししていく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVID-19の影響で、研究開始2年間はフェィールドで対象者をリクルートし研究を実施することが難しかったため、予定より遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は、10名ほど対象者を増やし、インタビュー調査を行う。分析も並行してすすめ、国際学会もしくは国内学会で発表をする予定である。
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