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精神科救急入院料病棟における看護師の退院調整

研究課題

研究課題/領域番号 20K19101
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関大阪公立大学 (2022-2023)
大阪府立大学 (2020)

研究代表者

冨川 順子  大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (90433010)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード精神科救急 / 看護師 / 退院調整 / 精神科救急病棟
研究開始時の研究の概要

精神科救急入院料病棟において看護師が行う退院調整の支援方法を明らかにして、精神科救急入院料病棟において看護師が行う退院調整の教育プログラムの開発を行うことを目的に本研究を行う。
2020年~2021年度では精神科救急入院料病棟に入院した事例を対象に、看護師が退院調整
を行いながらその支援方法について明らかにするアクションリサーチを行う。
2022年~2023年度研究では精神科救急入院料病棟に勤務する看護師を対象にした教育プログラムを作成して実施と評価を行う。

研究実績の概要

これまでの3例の研究から明らかになった調整方法である、入院時スクリーニング時に退院支援の必要性を検討して患者の退院支援を行う多職種チームを作るための調整、患者と家族の希望と地域生活促進に必要なニーズを明らかにして退院支援目標を設定するための調整、多職種チームが患者・家族と退院支援目標を共有するための調整、退院支援目標をスムーズに進めるためにチームの中心である患者を支えるための調整、入院と地域生活支援者双方からなる多職種チームを作り患者がその中心になるようにするための調整について、2023年度に精神科救急急性期治療病棟で、1~2例、アクションリサーチの中で実施してもらい、これまでの調整方法で良いかを検討する予定であった。しかし、アクションリサーチを実施する対象にしていた病院で、複数の感染症流行と看護職員の不足があり、研究計画を延長する必要性が生じた。2024年度に該当する施設で研究実施できるように、関係する施設で研究するために倫理委員会での研究計画延長の承認を得た。
当初の研究計画では2024年度は、アクションリサーチの研究結果をもとにした教育方法の検討を予定していたが、これまでの研究における退院調整の方法について、ベストプラクティスとの比較を行うことで、精神科救急急性期病棟において看護師が行う退院調整について明らかにすることができると考えた。そのために、退院調整を意図的に行っている精神看護専門看護師を対象にした質的記述的研究を追加で行う予定にした。
以上の2つの研究結果を合わせて、精神科救急急性期病棟で看護師が行う退院調整について明らかにすることを目指す。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

アクションリサーチの対象にしていた病院で、複数の感染症流行と看護職員の不足があり、もう1~2事例のデータ収集を予定していたがそれができなかったため。

今後の研究の推進方策

あと1~2事例のアクションリサーチの追加。
退院調整を意図的に行っている精神看護専門看護師を対象に質的記述的研究を行って、その方法を明らかにする研究を追加で行う。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 精神科救急入院料病棟において看護師が行う退院調整:アクションリサーチの第一サイクル2022

    • 著者名/発表者名
      冨川順子・島津聖子
    • 雑誌名

      大阪公立大学看護学雑誌

      巻: 1巻 ページ: 43-50

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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