研究課題/領域番号 |
20K19123
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
三次 貴大 久留米大学, 医学部, 助教 (80785866)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 手術室看護師 / 医療安全 / 安全行動 / 尺度 / 看護師 / 手術室 / 医療安全行動 / 尺度開発 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、手術室看護師の安全行動を評価する尺度を開発することである。まず手術室看護師の独自的・専門的な行動に焦点をあて概念分析を行い、どのような行動が事故を防ぐ為に必要か明らかにし、安全行動尺度を開発する。尺度開発により、過去の事例を再発させない、また今後起こりうる事故を想定し事故につながりうる行動を評価できれば、未然の事故防止につながり、安全な手術医療の提供が期待できる。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、手術室看護師の安全行動を評価する尺度を開発することである。手術安全に関連する国内外の研究において、WHOが開発した手術安全チェックリストを導入した上での評価や、いかにチェックリストを導入するかといった研究は多くなされている。しかし、手術室看護師の独自性や専門性に沿った安全行動の概念分析や、行動を評価できる尺度の開発は行われていない。尺度開発によって、個人の行動を振り返り評価することができれば、これまでの事故の再発防止のみならず、今後起こりうる事故への予防といった新たな医療安全教育の発展が期待できる。
手術室看護師の安全行動の構成概念を見出すにあたり、文献検討により7つの上位概念(1.患者のモニタリング、2.無菌操作、3.ポジショニング、4.皮膚損傷防止、5.器具の残数確認、6.標本の取り扱い、7.手術室内の環境調整)が想定された。 今後、上記7つの上位概念の下位項目を文献検討等により抽出し、予備尺度を作成、協力施設での調査、結果分析を行い、構成概念の検討を進めていきたい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
構成概念検討に向けた文献検討及び予備尺度作成が大幅に遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
安全行動の上位概念の抽出まで進んでいるため、下位項目の抽出を文献検討で行う。予備尺度の作成し、調査を行っていきたい。
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