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医療的ケアの必要な子どもの親が「主体的に災害へ備える力」を育むプログラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K19128
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関福井大学

研究代表者

高村 理絵子  福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (00824202)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2022年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード医療的ケアが必要な子ども / 親 / 災害への備え / 医療的ケアの必要な子ども / 主体的に災害へ備える力 / プログラム / 災害へ備える力 / 育成プログラム
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、医療的ケアの必要な子どもの親が、災害時に自分や子どもに起こりうる危機について認識し、その上で自ら災害の備えについて考える力に働きかけ、「主体的に災害へ備える力」を育むプログラムの開発である。
自宅で過ごす医療的ケアの必要な子どもの親を対象に、災害の備えに関する認識・知識・技術について享受するだけでなく、親同士での情報交換や共有を通して相互作用やエンパワーメントされ、主体的な災害への備えが行動化されるプログラムを構築し、縦断的調査を行い、プログラムの効果について検証する。

研究実績の概要

本研究の目的は、近年の相次ぐ大災害に加え、近い将来にも災害発生の切迫性が指摘されている我が国において、医療的ケアの必要な子どもの親が、災害時に自分や子どもに起こりうる危機について認識し、そのうえで自ら災害の備えについて考える力に働きかけ、『主体的に災害へ備える力』を育むプログラムの開発にあった。
これまで、申請者は、医療的ケアの必要な子どもの親における災害の備えについて概念分析し、概念モデルを作成した。災害時に、【子どもをケアするための知識】を得たことで【災害に対する意識】を抱き、【災害を身近に備える時間や環境】の中でより感情が深まることが備えるための先行要件となる。そして、【医療的ケアの継続に必要なものの準備】や【子どもを取り巻く人と体制づくり】を行うことで、【災害時を想定したシミュレーション】を行い、またそのシミュレーションを通して準備や体制を強化していく。その結果、【災害への対応力の向上】となり、【災害時も子どもの医療的ケアの継続】に繋がることが明らかとなった。この結果については、既に学会発表、論文発表で報告した。
この結果を基に、プログラムの原案やプログラム前後で使用する質問紙の項目について、災害の専門家、医療的ケアに実際に関わっている医療従事者、医療的ケアの必要な子どもの親と対面やオンライン上で話し合いを重ねていたが、作成、実施には至らなかった。

報告書

(3件)
  • 2022 実績報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 日本での医療的ケアの必要な子どもの親における災害への備えの概念分析2021

    • 著者名/発表者名
      高村理絵子、嶋雅代
    • 雑誌名

      日本災害看護学会誌

      巻: 23 ページ: 53-64

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 日本での医療的ケアの必要な子どもの親における災害への備えの概念分析2021

    • 著者名/発表者名
      高村理絵子
    • 学会等名
      日本災害看護学会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-12-25  

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