研究課題/領域番号 |
20K19136
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
佐藤 いずみ 日本赤十字看護大学, さいたま看護学部, 講師 (70735977)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 後期早産児 / 母乳育児支援 / 母乳育児 / プログラム開発 / 教育プログラム / 質評価 / 成人学習 / 自己効力感 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、母乳育児支援リーダー養成プログラムを開発しその有用性を検証することである。これにより、Late Preterm Infant(以下、LPIs)と母親に関する専門的知識を持つ看護者の育成及び支援方法の普及、LPIsと母親に対する母乳育児支援の質向上に関する好循環システム構築を目指す。研究計画の概要は、2020年度は教材開発を行い、パイロットスタディーによる教材開発及びプログラムの評価を行う。2021年度にはファシリテータ育成のためのプログラムを実施し、その後、育成したファシリテータによるプログラムの実施とその評価を行う。2022年度は、結果の公表のため論文投稿を行う。
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研究成果の概要 |
本研究では、後期早産児を対象に母乳育児支援を行う看護者のリーダー養成プログラムの開発と実現可能性の検討を目的として実施した。まず、第1段階として教育プログラムを開発した。その後、開発した教材を用いて、後期早産児の母乳育児支援を行う看護者を募集し教育プログラムへの参加をしてもらった。教育プログラムの参加により、後期早産児に対する母乳育児支援の知識、技術の程度がどのように変化したかを測定した。その結果、看護者の後期早産児の母乳育児支援に対する自己効力感、後期早産児の母親と接するうえで重要な社会的スキル、後期早産児の母乳育児支援に必要な知識、技術が上昇していることが確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
後期早産児を対象に母乳育児支援を行う看護者のリーダー養成プログラムの効果が検証されることにより、このプログラムを一般に広めることができる。より多くの看護師、助産師が後期早産児への支援について学ぶ機会が得られる。また、看護師・助産師のケアの質が高まることにより後期早産児が身体的支援及び母乳育児継続に必要な支援を受ける可能性が高まると考えられた。
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