研究課題/領域番号 |
20K19158
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
|
研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
藤原 悠香 福岡大学, 医学部看護学科, 助教 (70755230)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
|
キーワード | 祖父母支援 / 孫育て / 祖父母 / 支援プログラム / 母子保健 / 育児支援 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、初産婦夫婦をサポートする祖父母に必要な孫育て支援プログラムの構築を検討することである。まず、祖父母学級の内容および祖父母手帳の記載内容を分析し、祖父母への支援の現状を明らかにする。次に、子育て期の初産婦夫婦をサポートする祖父母の困難感について聞き取り調査を行う。最後に、祖父母の孫育て支援のニーズを明らかにし、得られた結果を元に、産前から子育て期まで継続した孫育て支援プログラムについて検討する。
|
研究実績の概要 |
本研究は、産前から子育て期まで継続した孫育て支援プログラムの構築を目標に、①祖父母学級の内容および祖父母手帳の記載内容を分析し、祖父母への支援の現状を明らかにする、②子育て期の初産婦夫婦をサポートする祖父母の困難感について明らかにする、③子育て期の初産婦夫婦をサポートする祖父母の孫育て支援のニーズを明らかにする、④研究①~③の結果から、産前から子育て期まで継続的な孫育て支援プログラムについて検討するという4点を達成することが目的である。2020年度までに、祖父母支援の現状の把握を行うために、①について調査を行った。 2021年度には、②の「乳幼児子育て中の初産婦夫婦をサポートする祖父母の困難感の把握」について調査予定であったが、研究者の産前・産後休暇および育児休業を取得のため、倫理審査申請用の研究計画書の作成までを行い、2021年11月より研究を中断した。また、2020年度実施した「祖父母支援の現状の把握」についても、同理由により学会発表は未実施であった。また、2022年度も引き続き研究中断した。 2023年4月より研究活動を再開し、①については、地域で子育て期をサポートする施設の1つとして保育所も大きな役割を果たしていると考え、保育所の保育士・看護師を対象者に追加し調査を行った。しかし、2023年10月より再度研究者の産前・産後休暇および育児休業の取得のため、②以降の研究を中断している。 研究活動再開後は、まず、②の「乳幼児子育て中の初産婦夫婦をサポートする祖父母の困難感の把握」について実施する。また、同時進行で、2020~2023年度の研究成果「祖父母支援の現状の把握」について学会発表や論文投稿を予定している。 その後、「子育て期の初産婦夫婦をサポートする祖父母の孫育て支援のニーズの把握」および「産前から子育て期まで継続した孫育て支援プログラムの構築」を実施予定である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2020年度の新型コロナウイルス感染症の流行による調査の遅延、および2021年度~2022年度および2023年度からの産前・産後休暇および育児休業取得により、調査が遅れている。
|
今後の研究の推進方策 |
2025年度は、まず、「乳幼児子育て中の初産婦夫婦をサポートする祖父母の困難感の把握」について研究を実施予定である。また、同時進行で、2020~2023年度の研究成果「祖父母支援の現状の把握」について学会発表や論文投稿を進めていく。 それに伴い、研究計画をスライドさせ、2026年度に「子育て期の初産婦夫婦をサポートする祖父母の孫育て支援のニーズの把握」および「産前から子育て期まで継続した孫育て支援プログラムの構築」を実施予定である。
|