研究課題/領域番号 |
20K19176
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
齋藤 恵子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (50369378)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 国際看護 / 異文化看護 / 産後 / 伝統的慣習 / 外国人 / ベトナム / 中国 / 伝統的プラクティス / 移民女性 / 出産 / 助産学 / 看護学 / 移民 / 在日外国人 |
研究開始時の研究の概要 |
「伝統的プラクティス」とは、ある特定の文化の中で形成され、共有、伝承された、価値観・信念・規範に基づく行動様式、伝統儀式、慣習と定義されている(Leininger,1995)。出産に関する伝統的プラクティスを実施できたかどうかが、女性の健康や満足度に影響すると言われている。しかし、我が国の移民女性の伝統的プラクティスの情報は不足しており、多文化に対応した看護ケアのためにこれらの情報の蓄積は急務である。本研究では埼玉県在住の移民女性の出産に関する伝統的プラクティスの認識と実践を明らかにする。それにより、移民女性の看護支援ニーズを検討し、看護支援モデル構築に向けた基礎資料となることが期待できる。
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研究実績の概要 |
令和5年度はインタビュー調査の分析を進めた。母国の産後の習慣について参加スタッフに十分に相談したり、伝えられていない語りが抽出された。さらに追加調査及び分析を継続予定です。 これらの結果をもとに関連研にて多文化共生社会における外国にルーツを持つ子育て世代への包括支援推進のため、健やかな妊娠・出産・産後を目指した文化に配慮した「やさしい日本語」研修プログラム開発を検討中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2023年度までは新型コロナ感染症の影響により行動制限があり5類移行後も調整が必要であり。当初の計画より遅れていいる。
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今後の研究の推進方策 |
インタビュー調査分析・まとめを行い、報告予定である。 また、当初予定していた現地での産後の伝統的慣習に関する資料収集を予定している。
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