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在日中国人女性の産後うつ症状を予防するための看護介入プログラムの改訂・検証

研究課題

研究課題/領域番号 20K19193
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関藤田医科大学

研究代表者

金 瓊愛  藤田医科大学, 保健衛生学部, 助教 (30826334)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワード看護 / 産後うつ / 予防 / 外国人女性 / 母親学級 / 在日外国人 / ストレス / 産後ケア
研究開始時の研究の概要

日本で出産する中国人女性は母国で出産する女性に比べて産後うつ症状の発症率が高く、文化習慣の相違や社会的支援の欠如などが産後の精神的健康状態に影響を及ぼすと明らかになっている。中国特有な産褥期の通過儀礼Zuoyuezi(ズオウェズ)があるため、日本で出産した中国人女性は産褥期の過ごし方の相違により戸惑いを感じ、Zuoyueziの実施にも苦労している。そこで、本研究では日本で出産する中国人女性を対象とする産後うつ症状を予防するための産褥期準備教育をネット配信し、日本の出産施設で実用可能な形の看護介入プログラムとしてその効果を検証することとする。

研究実績の概要

本研究課題は、日本で出産する中国人女性を対象にストレスの軽減に焦点を当てて、妊娠後期から実施する産後うつ症状を予防するためのネット配信による看護介入プログラムの効果を検証することを目的としている。2022-2023年度は以下のような研究活動を行った。
1.ネット配信のための動画を作成するにあたって、コンテンツを編集する作業を行なった。
2.研究対象者に配布するためのチラシとパンフレットを作成した。
3.本研究は、日本で妊娠・出産する中国人女性を対象者にして、動画の視聴とチャットグループの形成を通してその効果についてデータ収集を行う方法を計画している。しかし、2023年度もCOVID-19感染症の影響で、研究協力施設及び研究対象者の獲得が非常に困難となった。そこで、感染症流行禍でのデータ取得方法の再検討、感染と安全に配慮した研究計画へと修正を行った。この計画修正等に時間を要し、研究対象者の募集が遅れた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2022年6月より所属施設の研究倫理審査会の承認を得てから研究データ収集を開始する予定であったが、COVID-19感染症流行禍のため研究協力施設及び研究対象者の募集が滞っており、目標に到達していないため、進捗状況は「遅れている」と判断した。
また、COVID-19感染症流行禍での研究計画へと再考が必要であったため、修正に時間を費やした。

今後の研究の推進方策

2024年9月までにデータ収集を行いつつ、データの分析を同時進行して、11月までに結果をまとめる。2025年3月の国際看護学会において研究成果を発表し、同月までに研究成果を論文にまとめ学会誌に投稿する。
データ収集具合が予定通りに進まなく、十分な対象者数が得られなかった場合、事例ごとに分析して事例報告として成果をまとめる。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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