研究課題/領域番号 |
20K19194
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 人間環境大学 |
研究代表者 |
星 貴江 人間環境大学, 看護学部, 講師 (80637728)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 硬膜外麻酔分娩 / 助産師教育 / 教育プログラム / 硬膜外麻酔無痛分娩 / 助産師基礎教育 / 硬膜外無痛分娩 / プログラム |
研究開始時の研究の概要 |
従来の助産基礎教育では、自然分娩を基本とした分娩介助を修得するが、無痛分娩に関する助産師の教育はほとんどされていない。本研究では安全安心な硬膜外無痛分娩を提供するため、硬膜外無痛分娩をうける女性に対する助産師のケア内容を明らかにし、助産師教育プログラムを開発することが目的である。
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研究成果の概要 |
本研究では、助産師基礎教育に必要な硬膜外麻酔の教育内容に関する文献的検討およびインタビュー調査により助産基礎教育に必要な硬膜外麻酔の教育内容を抽出し確定した。その結果をもとに、硬膜外麻酔に関する助産師教育プログラムを作成し検証を行った。 硬膜外麻酔分娩の助産師教育では、分娩の基盤となる自然分娩の知識や分娩誘発や分娩遷延の知識等の習得が必要であり、その教育を含め硬膜外麻酔分娩の助師産教育プログラムが成立し、教育内容としては、硬膜外麻酔分娩に関する概要、硬膜外麻酔分娩に関する助産ケア、多職種との連携は必要であり、映像教材は有効であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後、女性の社会進出による高学歴化や核家族化が増えていくことが考えられ、より一層、硬膜外麻酔分娩を選択する女性が増えると考えられる。 助産師基礎教育の中で硬膜外麻酔分娩に関する教育が十分されていない現状の中、本研究で硬膜外麻酔分娩の教育プログラムを作成および検証したことは、助産師の実践能力が強化できると考える.ひいては硬膜外麻酔分娩を選択する妊産婦のケアの充実につながり、硬膜外麻酔分娩を選択した女性たちの妊娠・出産・育児が安全・安楽な体験となると考える。
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