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高齢女性における視覚フィードバックを用いた新たな骨盤底リハビリテーションの構築

研究課題

研究課題/領域番号 20K19218
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関北海道医療大学

研究代表者

大内 みふか  北海道医療大学, リハビリテーション科学部, 助教 (60758548)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2020年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード骨盤底筋トレーニング / 地域在住高齢女性 / 尿失禁 / 視覚フィードバック / 予防 / 女性
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は,地域在住高齢女性に対して,視覚フィードバックを用いた予防的骨盤底リハビリテーションを実施し,尿失禁改善及び生活の質の悪化予防効果を明らかにし,尿失禁への予防的リハビリテーションプログラムの基盤を構築することである.本研究では,「地域在住高齢者に対する予防的骨盤底リハビリテーションは,骨盤底筋筋機能のの向上に寄与し,尿失禁症状とQOLを維持あるいは向上させる」と仮説立てた.本研究では,高齢女性に対して予防的骨盤底リハビリテーションを実施し,尿失禁症状に及ぼす介入効果を検証する.

研究実績の概要

本研究の目的は,地域在住高齢女性に対して,視覚フィードバックを用いた予防的骨盤底リハビリテーションを実施し,無作為化単盲検比較試験よって,尿失禁改善及び生活の質の悪化予防効果を明らかにし,尿失禁への予防的リハビリテーションプログラムの基盤を構築することである.2020年度は主に本臨床研究の準備期間として位置づけた.経会陰2次元超音波画像診断装置から得られる画像は,視覚的フィードバックおよびその後の評価項目として用いるため,経会陰2次元超音波画像から描出される,肛門挙筋の一つである恥骨直腸筋に着目することを検討した.先行研究の文献検索などの情報をもとに,経会陰超音波画像の再現性や今回対象とする高齢女性の骨盤底では,形態的な個人差が予想されたことから,先行して撮影した健常女性の経会陰部の2次元超音波画像を詳細に分析し,その他の指標を検索した.画像から得られる情報は,安静時及び骨盤底筋群収縮時の恥骨結合,膀胱頸部,恥骨直腸筋が比較的浅層であり良好な描出が可能である.また,恥骨直腸筋においては安静時から収縮時へ移動する角度の個人差があることが明らかとなった.以上より,安静時及び骨盤底筋群収縮時の恥骨結合,膀胱頸部,恥骨直腸筋,恥骨直腸筋の移動角度を,指標として追加することとした.これは,画面上に描出される骨盤底を対象者自身と検者がリアルタイムで観察される骨盤底の画像を理解するためにも重要であると考えた.2021年度,新たな研究機関へ移り,研究へのエフォートを割くことが叶わず,廃止とした.

報告書

(1件)
  • 2020 実績報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2021-12-27  

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