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農村ソーシャル・キャピタル醸成に向けた高齢者のストレングス活用モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 20K19246
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関新潟大学 (2021-2023)
新潟県立看護大学 (2020)

研究代表者

井上 智代  新潟大学, 医歯学系, 准教授 (80621763)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードアセット / ストレングス / ソーシャル・キャピタル / 地域在住高齢者 / 農村 / 高齢者 / 農村部
研究開始時の研究の概要

本研究では,農村ソーシャル・キャピタル(以下農村SC)醸成に向けた高齢者のストレングス活用モデルの構築を目指す.
1.高齢者のストレングスの定義の明確化に向け,国内外の先行研究等を検討する.
2.農村在住高齢者を対象とした半構造化面接により収集したデータを質的帰納的に分析し,ストレングスの全容を解明する.さらに,質問紙調査にてストレングス調査尺度を開発する.
3.住民へ質問紙調査を行い,農村在住高齢者のストレングスと農村SCの関係を解明する.
4.3.の結果に基づき,農村SC醸成に向けた「農村で生活する高齢者ストレングス活用戦略ガイド」を作成し,有効性検証に向け,準備をする.

研究実績の概要

2023年度は農村における住民の生の声から高齢者の「ストレングス」について整理することを目的にグループインタビュー法を用いて調査し、質的に分析を行った。A県B市C地域D地区に在住する高齢者4名のグループを2組、E地区に在住する高齢者5‐6名のグループの3組、計5組に対してグループインタビューを実施し、インタビューから抽出した「ストレングス」についての内容を、アセットの枠組みであるindividuals(個人), association(組織・グループ),institutions(強みを活かせる環境・資源など)に投入した。
農村の高齢者は、農村である環境を活かして個人として、時にはグループとして地域の中で様々な役割を担って活躍している。その活動には「農村」という環境がもたらす影響は大きく、他世代や公的機関等からの支援も重要であることが明らかとなった。
今後はこの結果を基に、農村で生活する人々の健康やソーシャル・キャピタル醸成に寄与する、高齢者のストレングスに関する指標を開発していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、住民への聞き取りなど制限がされる状況で、当初より遅れている状況である。

今後の研究の推進方策

①農村で生活する人々へのアンケートの実施
②アンケート結果の分析 指標の開発

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 農村で生活する高齢者の「ストレングス(強み)」についての質的研究(第1報)2024

    • 著者名/発表者名
      井上智代、成田太一、山下優子、伊藤直子、佐藤美由紀
    • 学会等名
      日本公衆衛生看護学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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