研究課題/領域番号 |
20K19255
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
岩田 尚子 東京医科大学, 医学部, 講師 (30422752)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 外来化学療法 / がん薬物療法 / 高齢がん患者 / 外来看護 / 訪問看護 / 指針 / 教材開発 |
研究開始時の研究の概要 |
外来化学療法を受ける高齢がん患者への看護は、治療だけでなく高齢がん患者の生活を支える視点が重要である。申請者は、外来看護師が使用する「外来化学療法を受ける高齢がん患者と共に訪問看護の導入を検討するための指針」を開発した。本研究では、外来看護師が高齢がん患者と共に訪問看護の導入を検討することをより一層支援するため、指針の各項目の考え方や具体例、根拠となる文献を示した教材開発を目的とする。
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研究実績の概要 |
本研究では、研究者が先行研究で開発した外来看護師が使用する「外来化学療法を受ける高齢がん患者と共に訪問看護の導入を検討するための指針」の洗練と指針の解説書を作成する。そして本研究では、外来化学療法を受ける高齢がん患者の訪問看護導入に関する知識や経験の少ない看護師においても、外来看護師が高齢がん患者の訪問看護導入の意義を理解し、高齢がん患者と共に訪問看護の導入を検討できることを支援するための教材開発を目的とする。研究目的を達成するため、2020年度から2022年度にかけて、国内外の先行研究の文献検討による指針の洗練、および指針の解説書(案)を目指したが、完了には至らなかった。そのため2023年度は、引き続き分析を進めていく予定である。加えて2023年度は、外来化学療法を受ける高齢がん患者に関わる外来看護師や訪問看護師へのインタビュー調査を行い、指針や解説書(案)の内容妥当性や実行可能性の検証を進めていく予定である。なお、研究成果の公表については、2021年度から2022年度にかけ、先行研究をもとにした研究成果の公表を国内の学術誌にて行った。また、国内の学術集会に参加し、研究課題に関連する最新の知見を得たり、学術集会参加者と意見交換を行った。研究成果の公表については、引き続き行っていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
COVID-19の感染拡大の影響から研究活動に費やす時間の確保が困難であったり、研究者の体調不良から研究遂行が困難な期間があったりしたため、計画に沿って研究が遂行できていない。現在、指針の洗練、および指針の解説書(案)の作成を目指した文献検討を行っている。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は、指針の洗練と解説書(案)を作成する。そして、それらの内容妥当性と実行可能性の検証を行うため、外来化学療法を受ける高齢がん患者に関わる外来看護師や訪問看護師に調査を行う。
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