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転入した乳幼児をもつ家族への保健師による生活基盤支援モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 20K19284
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関目白大学

研究代表者

永井 智子  目白大学, 看護学部, 専任講師 (00735582)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード母子保健 / 転入者支援 / 保健師 / 家族支援 / 乳幼児 / 転入者 / 地域看護学 / 生活支援
研究開始時の研究の概要

転入した乳幼児を育てる家族は、住み慣れた地域を離れ、新しい地域での生活の基盤づくりが必要である。転入後の家族への早期介入と継続支援は、家族の不安の増大を防ぎ、長期的には虐待等の予防につながると考える。保健師は自治体に所属し、転出入をした母子に身近な存在として大きな役割をもつ。よって、本研究は、転入した乳幼児をもつ家族への保健師による生活支援モデルを構築することを目的とする。①文献検討、②先進的な自治体への意見聴取、③転居を経験した家族へのインタビュー調査、④転入者への保健師の支援に関する質問紙調査、⑤支援モデルの作成を段階的に実施し、家族の思いや保健師への調査に基づいた支援モデルを作成する。

研究実績の概要

本研究は、転居を経験した乳幼児を育てる家族を対象に、保健師による生活支援モデルを構築することを目的に進めている。2022年度より継続して「乳幼児を連れ転居した母親の経験と思い」に関する質的記述的分析を行った。2023年度は、分析結果を論文としてまとめ、学術雑誌への投稿の準備を進めた。また、さらなる文献検討や学会等での最新の知見を得る中で、災害(地震、津波、水害、放射線事故)等によって予期せぬ転居となった場合において特有の困難があることが推察された。保健師による生活支援モデルを構築するにあたって、乳幼児と共に災害等で予期せぬ転居を経験した家族への支援についても内容に取り入れたく、追加の調査も視野に入れ、2024年度も継続して検討していく予定である。
また、全国の自治体に対し、乳幼児と共に転入者した家族への支援の実態を調査する質問紙調査の準備を行った。質問紙の回答は、自治体の保健師責任者に依頼する予定である。質問紙調査の内容は、基礎調査(文献検討とインタビュー調査)を参考に、回答者の個人属性、自治体の属性、自治体の転入者支援の具体的な内容、転入者支援を促進・阻害する組織の要因を探索するための質問項目を設定した。質問紙の作成や発送先のリストの作成に時間がかかり、2023年度に実施することができなかったが、目白大学医学系研究倫理審査員会の承認を得ており、2024年度に継続して実施していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

質問紙調査の作成や発送先リストの作成に時間を要したため。

今後の研究の推進方策

「乳幼児を連れ転居した母親の経験と思い」に関する質的記述的分析を学術雑誌へ投稿する。また、質問紙調査については、目白大学医学系研究倫理審査委員会の承認を得ており、一部業者に委託して、計画的に実施する。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 乳幼児と共に自治体を跨いだ転居をした母親 の課題に関するインタビュー調査2022

    • 著者名/発表者名
      永井智子
    • 学会等名
      第11回日本公衆衛生看護学会学術集会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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