研究課題/領域番号 |
20K19287
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 杏林大学 (2022-2023) 東京女子医科大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
岩崎 孝子 杏林大学, 保健学部, 教授 (50826401)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 多重介護 / 家族介護者 / 高齢者 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、介護の長期化と少子化によって、複数の高齢者を同時に介護する多重介護が増加している。高齢者の介護による家族介護者の健康への影響はこれまで多くの研究が行われているが、それらは一人の被介護者の介護の影響に対して検討したものがほとんどであり、多重介護を担うことによる家族介護者への健康関連Quality of Life(QOL)とその関連要因、支援ニーズの構造は明らかにされていない。本研究はこれらを明らかにすることによって、今後も増加が予測される多重介護を担う家族介護者の支援モデルを構築することを目指している。
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研究実績の概要 |
高齢者による介護の長期化や家族の小規模化などによって、複数の高齢者を同時に介護する多重介護が増加している。本研究の目的は、高齢者の多重介護を担う家族介護者のQOLとその関連要因、および支援ニーズについて検証し、多重介護を担う家族介護者の支援モデルを構築するための基礎的資料することである。 2023年度は、高齢者の多重介護を担う家族介護者への面接調査、および質問紙調査の検討、実施を予定していた。 面接調査については、調査計画、インタビューガイドを作成し、倫理審査委員会の承認を得た。現在、研究協力を得られる訪問看護事業所や居宅介護支援事業所を探しているところである。 質問紙調査については、高齢者の多重介護を行っている家族介護者のQOLとその影響要因に関して調査を行う予定である。前年度行った多重介護についての国内外の文献レビュー結果やQOLに関する文献をもとに、調査計画の設計、質問項目の選定を行っている段階である。高齢者看護学の専門家などの研究協力者との検討を複数回行い、調査計画や質問項目の洗練を行っている。今後、倫理審査委員会への申請を行い、Web調査を実施予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2023年5月に新型コロナウィルス感染症は5類に移行したが、主な研究協力依頼先として考えていた訪問看護事業所などが、引き続き感染症対応のため繁忙な状況であり、研究協力施設の確保が難しかったため、調査が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は研究協力の依頼施設数を拡大し、面接調査の実施が行えるようにしていく。および、質問紙調査についても倫理審査を受け、Web調査実施、分析を行い、成果公表に努める。
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