研究課題/領域番号 |
20K19310
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
中平 真矢 高知大学, 医学部附属病院, 言語聴覚士 (10748817)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 嚥下障害 / 神経筋電気刺激装置 / 神経筋電気刺激治療 |
研究開始時の研究の概要 |
嚥下障害は生活の質の低下を招くばかりでなく、誤嚥性肺炎の原因の一つであり重症な場合には死に至る。嚥下障害に対するリハビリテーションとして、嚥下に関係する筋や神経を改善させる訓練があり、近年この訓練に神経筋電気刺激装置を併用する方法が提唱されている。しかし、対象とする疾患や病態、具体的に改善する機能については十分明らかとなっていない。今回、嚥下障害を有する患者に対し神経筋電気刺激装置を用いた機能訓練の有効性と適切な刺激条件を明らかにすることを目的とし、介入前後での各機能の変化について検討する。そしてその結果を基にして、より効果的な嚥下障害に対するリハビリテーションの治療体系を構築する。
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研究実績の概要 |
下障害に対する治療として神経筋電気刺激治療(NMES)を併用した方法が提唱されている。NMESでは設定条件により速筋線維を選択的に刺激できること、そし て咽喉頭の感覚機能の改善を促すことが可能で、NMESによって効率的に嚥下機能の向上が得られることが期待できる。本研究では、嚥下障害患者に対しNMESを用 いた機能訓練の有効性と適切な刺激条件を明らかにすることを目的とする。そしてその結果を基にして、より効果的な嚥下リハ治療体系を構築する。NMESを含む 嚥下リハに対する客観的なエビデンスはこれまでほとんどなく、本研究は医療的にも社会的にも問題となっている嚥下障害への治療的アプローチを大きく発展させることが期待できる。今年度は産休、育休のため研究を中断した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
産休、育休のため研究を中断した。
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今後の研究の推進方策 |
次年度は育休のため研究を中断する予定である。2025年度より再開予定で、症例の選定や評価、データ収集を実施し、症例の数の蓄積を行う。また、同時にデータ解析を行っていく。
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