研究課題/領域番号 |
20K19364
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 大阪河崎リハビリテーション大学 |
研究代表者 |
今岡 真和 大阪河崎リハビリテーション大学, リハビリテーション学部, 准教授 (40780961)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | プレフレイル / ロコモ―ティブシンドローム / 地域在住高齢者 / 就労 / 抑うつ / 生活習慣 / 運動機能 / 認知機能 / ICT / フレイル |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は大阪河﨑リハビリテーション大学および大阪府貝塚市が共催にて2020年8月、9月で実施するヘルスチェックにて、【課題①】800人の横断的なヘルスチェックから就労・生活状況および運動・認知機能から背景要因を調査しプレフレイル関連要因を調査することする。次に、【課題2】プレフレイル該当者を1年後に再度調査し、プレフレイルから健常およびフレイルに移行した者の要因を分析し、プレフレイル改善促進要因の解明を行い、有効なリハビリテーション介入方略の立案に向けた学問的基盤を創出するものである。
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研究成果の概要 |
地域在住高齢者の生活・就労におけるプレフレイル改善促進因子の解明を目的に2020年から取り組みをしたが、コロナ禍となり実測調査が出来ない状態が続いた。そのため、郵送法を取り入れて地域在住高齢者のロコモティブシンドロームスコアの調査を継続実施した。結果として、コロナ禍となり実測調査ができない時期があり、緊急事態宣言下に抑うつを有していた者はロコモティブシンドロームスコアが有意に上昇していることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プレフレイルに対する生活や就労の影響や要因分析はコロナ禍のため、十分に分析が出来なかった点は今後の課題であった。ただし、コロナ禍の調査から平時に精神的な抑うつ傾向がある高齢者は、そうで無い高齢者と比較して、コロナ禍でロコモティブシンドロームスコアが有意に悪化していた。そのため、メンタルヘルスが低下しないように日ごろから取り組むことが、有事のロコモティブシンドローム悪化を防ぐ可能性を示すデータであり、大きな意義がある成果だと考える。
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