研究課題/領域番号 |
20K19476
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
村田 峻輔 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 特別研究員 (50850377)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 認知症 / リハビリテーション / 要介護 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究「在宅認知症高齢者におけるリハビリテーションを含む介護サービス利用の長期的 効果検証」では、自宅に住む認知症高齢者の介護サービス利用の実態、及びそれらの利用による効果検証を、大規模データベースを用いて行うものである。中でもリハビリテーション 効果の検証を取り上げて行う。 自治体が保有する医療介護データベースを整備し、その後分析を進める。
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研究成果の概要 |
介護認定を受けている認知症の高齢者が、訪問や通所サービスを利用して、リハビリテーションを受けることで、その後の認知機能低下を予防できるかを検討した。研究は市町村が保有する医療保険と介護保険のデータを使用した。3,487名(平均年齢86歳)の約5年間分のデータを使用して、解析を行った。研究の結果、リハビリテーションを行うことで、認知機能が改善する傾向が見られたが、統計学的には効果は観察されなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究の結果として、訪問や通所でリハビリテーションが認知機能低下抑制に効果を与えるということは観察されなかった。統計学的な限界もあるが、これらの知見をもとに今後はさらに他のサービスとの併用することでの抑制効果などを検証することで、認知機能低下を抑制するサービスを明らかにすることができる。
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