研究課題/領域番号 |
20K19610
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
トウ ホウウ 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 助教 (30784392)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 身体活動 / 体力 / 発育発達 / GPS / 中高強度運動時間 / 近隣環境 / 筋厚 / 体力テスト / 環境 / 幼児 / 歩数 / 運動能力 / 加速度計 / 地理情報 |
研究開始時の研究の概要 |
子ども時期に身体活動が減り始めると将来肥満になる可能性が高くなってしまう。この現象は子ども時期に適切な身体活動を保つことの重要性を示している。 申請者は、全地球即位システム法と加速度計法を用いた正確かつ簡便な測定方法を独自に開発している。これにより、どのような場所を利用している子どもが、どれだけ運動すれば、子ども時期に適切な身体能力を保つことができるのかを明らかにできる。これらの成果は、発育発達の支援のための運動プログラムの開発に貢献する。
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研究成果の概要 |
本研究では、幼児の身体活動量が発育発達に伴い増加することを確認し、特に学校での活動量が体力向上に寄与することを明らかにした。幼児の体力向上のためには、学校や自宅近隣の運動環境の整備、家庭での運動習慣の促進、運動の楽しさを伝えることが重要である。これらの取り組みを通じて、幼児の健康な成長を支援することが期待される。以上の結果を基に、今後も幼児の身体活動量や体力向上に関する研究を進め、より効果的な運動プログラムや環境整備の方法を探求していくことが重要であると示唆される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、幼児の身体活動量が成長と発達に伴って増加することを確認し、幼児期の身体活動が発育発達に与える影響についての理解が深まった。また、幼児の身体活動量や体力向上に関するより効果的な運動プログラムを開発するための基礎データとして、運動科学や教育学の分野において新たな知見が得られることが期待される。将来、幼児の健康と体力向上を目指した政策の立案や実施が進むことで、社会全体の福祉向上が期待される。
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