研究課題/領域番号 |
20K19662
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 相模女子大学 (2023) 九州産業大学 (2020-2022) |
研究代表者 |
吉田 明日美 相模女子大学, 栄養科学部, 講師 (80734954)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 食事調査 / 身体活動量 / 安静時代謝量 / 身体組成 / ストレス指標 / 加速度計 / 安静事態車両 |
研究開始時の研究の概要 |
心理的ストレスとエネルギーバランスとは密接に関連し、高ストレス状態であることがエネルギーバランスの正あるいは負の状態を引き起こす一因であること、食事内容が心理的ストレスに影響することが報告されている。しかし、心理的ストレスがエネルギーバランスの正負を分ける要因については不明な点が多い。本研究では、ストレス指標により評価した日常生活における心理的ストレス、身体活動量、食事摂取量、生活習慣等について包括的に調査・分析し、心理的ストレスがエネルギーバランスの正負を分ける要因を、食事内容や生活習慣等の寄与の点から定量的に明らかにする。
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研究実績の概要 |
心理的ストレスとエネルギーバランスとは密接に関連し、高ストレス状態であることがエネルギーバランスの正あるいは負の状態を引き起こす一因であること、食事内容が心理的ストレスに影響することが報告されている。本研究では、心理的ストレスがエネルギーバランスの正負を分ける要因を、食事内容や生活習慣等の寄与の点から定量的に明らかにすることを目的とした。 R5(2023)年度は、昨年度までに収集したデータの解析に注力し、心理的ストレスとエネルギーバランスとの関連に関する一定の成果を得た。具体的には、心理状態と身体活動量との関連について、中高強度の身体活動量の多い者はよりポジティブな心理状態であったことを明らかにした。 本研究の成果は、心理的ストレス状態はエネルギーバランスの改善、適正体重の獲得・維持のための、食事や生活習慣に対する具体的な方策の提案に貢献し、国民の健康維持に資すると期待できる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
前年度に追加調査を行った分を含めたデータ解析を行い、一定の成果を得ることが出来た。一方、R5年度中にデータ解析の完了を目指したが、慎重に解釈を進めた結果、多大な時間を要したため、当初の計画に達しなかった。
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今後の研究の推進方策 |
補助事業期間の再延長を申請し、承認されたため、延長した1年間に、データ解析の完了を目指すことに加えて、学会発表および論文執筆準備を行うことで、研究成果を社会へ発信し、補助事業の目的をより精緻に達成することを目指す。
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