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情報通信技術を用いた遠隔栄養指導有用性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 20K19697
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関福岡大学

研究代表者

高田 耕平  福岡大学, 医学部, 講師 (50765279)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード遠隔栄養指導 / 生活習慣 / メタボリックシンドローム
研究開始時の研究の概要

動脈硬化性心疾患における生活習慣の重要性は確立されてきたが、臨床の現場では、患者側の生活習慣病に対する理解が乏しい上に、肥満症を有していても食事療法の重要性を理解していないことが多い。それ故に栄養指導施行後の実践・維持が困難である。医療サイド側の問題としても、定期的な栄養指導を実施できていない等、食事療法には課題が多い。そこで、昨今発展してきた情報通信技術を用いたウェブカメラを介した栄養指導で効果的な食事療法を行い、①継続性、②内臓脂肪、③脂質、④行動変容、⑤食事の質という観点より遠隔栄養指導の効果を検証する。

研究実績の概要

昨今発展してきた情報通信技術を用いたより効率的な生活習慣に対する介入効果が報告されており、我々はウェブカメラを用いた遠隔栄養指導に注目した。本研究の申請当初はいわゆるpre-COVID-19であったが、新型コロナウイルス感染症の影響で社会の構造変化が進み、以前よりもウェブカメラを用いたアプローチはより受け入れやすい状況となっている。
食事指導において、実際の食事摂取状況の把握が重要である。計画当初我々は、摂取エネルギーの把握を厚生労働省と農林水産省により2005年に策定された食事バランスガイド遵守スコア等を用いて行うことを計画していたが、同ガイドに収載されている料理数が限られていることから、本研究で同スコアのみで評価することは不十分と判断した。
そこでWearable Technologyを用いた摂取カロリーの測定を評価するパイロット研究を行ったが、デバイスによる測定値と実際の提供カロリーやPFC比に大きな乖離があることが昨年度の研究で判明したため、簡易型自記式食事歴法質問票を用いた食事内容の把握を行うことに方針を変更し、新たな臨床研究の申請を行い、現在患者登録中の段階である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究遂行に対して、患者登録に際しての準備がソフト・ハード面ともに整っていないため、大きな遅滞が生じている。

今後の研究の推進方策

本研究で重要な任務を担う管理栄養士との連携をより密に図り、少しでも前進すべく、準備を進めていく。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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