研究課題/領域番号 |
20K19845
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
謝 浩然 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (40789898)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 設計支援 / 機能デザイン / 複雑流体 / ユーザインタフェース / 深層学習 / 生成モデル / スケッチ / 流体 / データ駆動 / ソフトロボティクス / 生成系AI / 流体デザイン / モデリング / 事前計算 / デザイン支援 / ロボットアーム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では複雑流体に着目し,機能的設計のデータ駆動型フレームワークを構築する.そこで,非定常流体モデルおよび動力学計算を事前計算プロセスとして処理し,ユーザインタフェースを介して実時間のデザイン支援の設計最適化が可能になる.本研究は,計算機上のモデリングにとどまらず,デジタルファブリケーション技術と既存部品の組み合わせで魚型ロボットの試作と検証まで実施する.本研究は機能的設計の新たな基盤技術として,多研究分野の知識を融合して,専門知識が要らなくて個性的かつ機能的な生体模倣ロボットの設計製作が可能になる.
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研究成果の概要 |
本研究は,コンピュータグラフィックスとユーザインタフェース研究分野にてデータ駆動手法及び深層学習手法を用いた機能デザインのインタフェース技術の研究開発を実施してきた.具体的には,深層生成モデルによる複雑流体デザインと機能デザインを活用したロボティクスデバイスに分けて研究活動を進んでいた.本研究成果はデータ駆動型の機能デザインの基盤技術を構築し,研究分野を渡り多数の研究成果が達成できた.国際学術誌7本,国際会議論文発表40件,国内外招待講演13件等が得られた.また,本研究成果は世界中から注目を集めて,ITmedia NEWSとTech Xplore等多数のメデイアに報道された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義としては,調整中である機能デザインを初心者でも使えるデザインのユーザインタフェースを介して設計支援技術の新たな基盤を構築していく.特に,生体模倣等の設計作業の手間を劇的に軽減できることで,インタラクティブな創造活動支援のため,一般ユーザでも簡単にデザインできるようにするインタフェース技術を研究開発してきた.近年は深層学習等の人工知能やロボット技術が気軽に使える時代となり,本研究の社会的意義としてこれらの技術の民主化に向かい,誰でも高機能・高付加価値の個人ニーズに合うようなコンテンツ制作ができる.
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